プログラムは進み、いよいよ熟女三人組の登場です^^。山里ユキ饒辺勝子、憧れの金城恵子お姐さん^^。恒例の女三人(うぃなぐみっちゃい)花盛いを皮切りに恵子さんの恋小花、いやぁたまりませんねえ^^。続いて三人で唄う命一ち(ぬちてぃーち)節。勝子姐さんならこの唄、想いションカネー、最後は太鼓伴奏の仲宗根創と一緒に山里ユキの唄、母ぬ懐(ふちゅくる)。堪能しましたーっ^^。
                        イメージ 1

甘い声とマスクの松田一利。最初のバラード風の落ち着いた曲の名、分かりませんでした。次に伊江島の唄仲座アフィー。いつも民謡歌手らしくないち 言われる ち こぼしながら、定評の北谷散り弾ちナークニーで閉めました。

ここでお待ちかねのトゥルルンテン。♪恐(うとぅる)しむんや 見欲さむん やねえけど、何か期待してしまうんよね^^。いつものテーマ曲に続いて、ズンドコ節に乗せた戻り駕籠で笑わせ、うんじゅが情きどぅ頼まりるを琉、日、英、西の四ケ国語で唄うて驚かせます。コミック調のちゃーすがてーは初めて聞きました。
閉めはいつもの丘の一本松。マンネリちゃマンネリやけど、面白いんよね。
           イメージ 2

続いて与那国から西泊喜則。初めの唄は唐旅がテーマ、奄美まで含めた琉球の国際交易を唄い込んだいい唄でしたが、題名が分かりません。期待に応えて与那国ションカネーをしみじみと、、。さらにちぢん口説と続きます。取納奉行の与那国版のような唄もあって盛り上げました。

さて、てるりん祭にはなくてはならん人、ワタブーショーなどを共に演奏してきた仲本興次です。毎年てるりんの思い出をユンタクしてくれるんですが、今年は珍伊江島ハンドー小を例のセレソローサのメロディーに乗せて、アキサミヨー、我んね ちゃーすがやー と唄いました。なつかし~!!。センチメンタルジャーニーのパロディ、センチなおじさん。てるりんの作品から月見小唄年中口説も唄いました。今年はユンタクが少なかったかな。
イメージ 3
     
イメージ 4ここでかの笑築過激団でも活躍した川満聡が登場。次のセッティングまで時間をもたせるためか、即席の宮古語講座を始めました。タンディガータンディしか知らん私としては興味津々でしたが、何を習うたか覚えちょりません^^。
こんな声の出し方をしたら宮古語っぽく聞こえる ち 指導もしました。なるほど下地勇もそげなしゃべり方しよるね^^。

テレビで宮古のキャラを出したお蔭で、人前で宮古人です ち 言われるごとなった ち 言いよりました。うちなーんちゅの宮古人に対する偏見、確かにあったもんね。

初登場の金城みゆきです。登川門下として、創と一緒になりたい節をにぎやかに。旅の空に も しっとりして良かった。せい小のアルバムに紅一点で入っちょった関係で、聞いてみたかった曲です。次に世渡り節を。最後は上々颱風の紅龍も呼んで星の子どもたち
イメージ 5

女性ファン待ちかんてぃー の 宮沢和史です。去年はさすがに元気がなく心配しましたが、今年は元気モリモリ、ギター一本であびまくり。世界で一番美しい島 ち 唄い上げました。
島唄では♪辺野古の海よ 嘉手納の空よ の歌詞を入れて唄いました。宮沢の沖縄に対する想い、痛いほど伝わりましたよ^^。

ここで商店街会長のあいさつ。「夜通し唄い、踊って、明日の朝会いましょう」 とか、いささかハメを外し過ぎやないの?でも、地元のてるりん祭への並々ならん決意がよう分かりました。

前川守賢饒辺愛子の登場です。司会がワタブーショーの一員やった前川守康の話をしたので、それを受けて父守康の足ティビチの唄の物まねから入りました。この人、どこまでも脱線する性質なので心配しましたが^^、次はくがり節をキチンと唄いました。

恒例の肝愛さ節は、愛子さん、またまた客席を回って客と唱和します。前の方におると唄わされんか、ヒヤヒヤなんよね^^。伊佐ヘイヨー節デンサー節をデュエットで。センスル節では創が師匠直伝の各地の方言をあびれば、げんちゃんはせい小の物まねで応戦しました。面白かった^^。           
イメージ 6

時間が余ったからと、またしても恩納節に乗せて曲弾きを始めました。器用に弾くもんです。口説ちなーくにーハンタ原を 林昌、せい小とりまぜて唄い、会場を沸かせましたよ。(お人よしのげんちゃん、自分の曲は唄わずにね^^)

いよいよ雨男、与那覇徹の番^^。深々とした呼吸の仲風節(と思います。多分^^)で始まり、てるりんにちなんだ曲で構成します。あやかり節かてーむん、それにチョンチョン キジムナーまで^^。これが聞けるとは思わんやった。
最後は天川を圧倒的なノリであびまくりました。私も音楽を少しやる者ですが、人を酔わせ、踊らすことが出来たら本望です。また通の客はそれを待っちょるんよね^^。
イメージ 7
待ってましたとばかり乱入する常連客。このおっさん、顔はいかついけど踊り最高^^

さあ、ついにわが我如古より子さんの登場。初めに代表曲娘ジントヨーを。次に池間みやらび。宮古の池間大橋が開通したときに呼ばれるかと期待しちょったら、音沙汰なしやったそうな^^。千葉のHさん、浮かれて踊り出しましたよ。

宮沢を舞台に呼び上げて十九の春を。時々、より子さんが小声で歌詞を教えよりましたよ^^。閉めは照間小唄。去年バスで通った勝連半島の中ほどにある村の名で、土地の名物を唄い上げます。池間みやらびにしても照間小唄にしてもノリが大変いい曲。もっとヒットしてほしいけどな。
イメージ 8
                      琉球新報より
ここまで雨は降らんで持っちょります。最後までこの調子で!!