世界の知育玩具のルーツを訪ねて 積木発祥の地で語り合う ドイツ・ジーナ社ノーマン氏と | 知育玩具インストラクター よいおもちゃの与え方のメソッドで、日本中を幸せに

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一般社団法人 日本知育玩具協会 代表理事 藤田篤のブログです。


テーマ:

理事長藤田です



今回のドイツ訪問の最終目的地は

東ドイツ・チェコとの国境近く にあるジーナ社の訪問





9月10日の朝 ホテルに迎えに来た

ジーナ社のノーマン氏は、私を

1990年に閉鎖されたフィッシャー社の工場跡地へ案内してくれました。


「ここが、1850年に世界で最初にフレーベル恩物の生産が始まった工場なんだ。」 


1837年

自らが立ち上げたキンダーガルテン(フレーベル幼稚園)で
使用するための知育玩具(恩物)に

高いクオリティを求めていた
ドイツの教育学者フレーベルは


ザイフェンのおもちゃ生産技術に目をつけ
このフィッシャー社に知育玩具の生産を依頼します。



当時ドイツからヨーロッパ中に広がろうとしていた
フレーベル幼稚園のために
どうしてもおもちゃの量産が必要だったのです。



フレーベル幼稚園は当時余りにも先進的だったために
一時期迫害を受けますが、その迫害をよそに
フレーベルの弟子達の高い理念によって、世界に広がっていきます。



フレーベル教育の広がりとともに
その教育を支える質の高い知育玩具が必要とされたのです。

 



ノーマン氏は続けました。


フレーベル教育の下で子どもたちが才能豊かに成長するために
1850年から、最高のおもちゃがここで作られていたんだよ。



フレーベルは積み木での遊びについて 当時、こう語りました。

積木とは、

世の中に存在するあらゆるものを表現するもの
レーベンズ・フォルメン・・・LebensForm 見立て遊び

美しい形の調和の形を表現するもの 
シューン・フォルメン・・・SchönForm 幾何学模様遊び

数学的概念を直感的に学ぶ道具
エアケントニス・フォルメン・・・ErkenntnisForm(Mathematisch)知識(数学)を感じる遊び

知育玩具とは、元来この3つの遊びを通じて、
子どもが主体的に才能を開花させる道具なのだ


と。



ノーマン氏と私はこんなことも語り合いました。

文字が書かれている「アイウエオつみき」は、知育玩具ではありません。
 

あいうえお積木は、

早すぎる時期に 「 文字を学ぶ 」 代償として、

「 文字に囚われ 」て、想像力が育たなくなる からです。



子どもたちの想像力を育てる積木を選びたいなら

基尺狂いなく精確で、文字や絵が描かれていない

質の高い積木を選んであげてほしいですね。

ジーナ社が製造するウールレンガ積木を日常で使用する日本の保育室

→ウール・レンガ積木(ブランドはデュシマ社)

 


この写真の中に

フレーベルが語った、遊びの3つの要素が盛り込まれています。

 

1)見立て

2)形の美しさ

3)長さ、大きさと量の概念

 

子どもたちは、積木遊びを通して

想像力を羽ばたかせ

力を合わせて

創造する体験をしているのです。




そして

ノーマン氏は、私を工場を見せてあげよう



ジーナ社の中への案内してくれたのです。

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