7月の連休は3泊4日の登山ツアーで
北海道の利尻島＆礼文島に行ってきました！！
生憎とお天気には恵まれなかったけど
楽しい山旅でした〜
1日目:利尻島へ
今回はひとりでツアーに参加なので
15:30頃、稚内空港で
ツアーガイドさんや他の参加者さんと合流し、
稚内港まではお迎えのタクシーで移動しまして
フェリーで利尻島へ向います
船内では、
年の近い女性参加者のYさんとMさんが
めちゃくちゃ明るくフレンドリーで
初対面なのに一気に盛り上がりまして、
あれこれおしゃべりしているうちに
利尻島・鴛泊（おしどまり）港に到着〜！
フェリーはあまり揺れなくて快適でした〜
この日は移動のみ。
温泉付きのキレイな旅館に3連泊です。
2日目:ほぼ修行の利尻山登山
2日目は3:30起床！
朝から霧のような小雨とまあまあ強い風が
前日に、
現地ガイドさんからは
予定通りに出発します！
と予告がありまして…
密かにね、
予備日も取ってあるんだし、
明日の方が雨少なめの予報だから
2日目（利尻山）と3日目（礼文島）の予定を
入れ替えるんじゃないかな〜
と、淡い期待をしていたのですけど
あっさりと打ち砕かれました
というわけで、
4:45、お宿の送迎車で出発し、
5:00くらいから3合目の
北麓野営場（登山口）から歩きはじめです。
もうね〜、最初から
レインウェアを着ての登山って
どーにもテンションが上がらないんですよね
雨と霧で景色も全然見えないし…
しかも、利尻山は往復10時間を超える
長〜〜いコースでして
5合目くらいまでは
あまり傾斜のないゆるやかな樹林帯を
てくてく歩きます…
気温は25度くらい？
あまりの湿度と蒸し暑さに
一気に汗が噴き出してきて
あれっ？！
ワタシは屋久島に来てるんだっけ？
と思うほど
それに、
登山道の両脇にツタウルシが生い茂っていて
ガイドさんからは
この葉っぱはうるしです
触ったらかぶれるので気を付けて！！
と、何度か注意がありました。
6合目からは
じわじわと斜度が増してきて…
さらに時折、
雨脚も強くなったりして
登山道にはじゃぶじゃぶと水が流れて
おやっ？！
今回は沢歩きだったっけ？
と思うくらい
足元はびちゃびちゃぐちょぐちょ
けどね、
利尻山はお花でも有名なところなので
標高が上がるにつれて
ちらほらと高山植物がでてきました
はぁ〜、可愛いっ！
クルマユリ、ヤマハハコ、ノコギリソウ、
イブキトラノオ、イワギキョウなど…
次々と現れるお花たちに励まされるんだけど
なぜかペースが上がらないワタシ
普段は一応、コースタイムくらいで
ちゃんと歩けるんですよ。
でも、7合目辺りから
少しづつみんなのペースから遅れはじめて
不安になってきました…
んで、
先頭を歩く現地ガイドさんに
体調が悪い訳じゃないのですが
全然ペースが上がりません
ちゃんと登頂できるか心配になってきました
って正直に伝えたところ、
他の参加者さんたちは先行して、
ワタシとツアーガイドさんは別行動で
ゆっくり行くことになりました
今回のツアーはサポートがとても手厚くて
参加者は6人しかいないのに、
現地ガイドさん、旅行社のツアーガイドさん、
若い見習いガイドさんとガイドが3人もいたのです！
8合目は
長官山という名前のついたピークで、
本来ならここからは
利尻山がどぉーんと見えるはずですが…
真っ白で何にも見えません〜
そして
本隊に遅れること約20分…
9:30頃、避難小屋に到着し、
入れ違いに先行くみんなを見送ってから
しばし休憩しました
帽子も、ポケットに入れていたミニタオルも
絞れるほど全身びちょびちょです〜
ガイドさんと
帽子はもう
ゴアテックスが効かないんです〜
とか、お話ししていたら
近くにいた男性に
染みテックスですね
って笑われました！
そういえば以前、
他でも言われたことがあるんだけど
定番ジョークなんですかね？！
おにぎりを食べて、
山シャツと手袋を乾いたものに取り替えたら
わりと元気が出てきたので
とりあえず９合目を目指すことに。
ツアーガイドさんによると
９合目の手前あたりにね、
利尻島の固有種であるリシリヒナゲシが
咲くところがあるというので
時間的に山頂まで行くのは難しくても
お花には会いに行こうと決めたのでした
開けたところは
めちゃくちゃ風が強くて
帽子も吹き飛びそうなくらい…
景色は相変わらず真っ白。
でも、見える範囲のお花畑はいい感じ
だから、晴れていればなぁ〜と
10:20、９合目到着！
