こんにちは!江戸すずめです
神奈川在住、晩婚、子なし、
夫と二人暮らしのアラフィフOLです。
「モノより経験!」を合言葉に、
定年退職後の2拠点生活と豊かな極楽隠居を
目指して模索中のあれこれを綴っていきます!
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今日は成人の日
新成人の皆さま、おめでとうございます!
夫・ミートくんも
帰宅するなり
駅で振袖の人たちを見かけたよ
と申しておりました
そういえば、
ワタシが20歳のときは
定期試験直前で余裕がなくて
自治体が開催していた
成人式に行かなかったし、
振袖も着なかったんですよね…
それに、
当時はあんまり素直じゃなくて
仲の良い友人とはちゃんと連絡とってるし、
たった数時間のために着飾って
お金をかけるなんて無駄!
だったら、その分で海外にいきたい!!
ってなことを
両親に言っていた気がします
でもさぁ~
人間ってたった数年で
好みとか考えって変わるんですよね
20代後半になって
お茶のお稽古に通いはじめたら
着物が大好きになって
ちくしょ~っ!!
なんで私は
二十歳で振袖着ておかなかったんだ
って激しく後悔しましたからねぇ。
で、その後、
着物好きに拍車がかかりつつ、
アラフォーになってからも
おひとりさま街道まっしぐらだったので
あ~
未婚のワタシは
このまま白無垢も
黒引き振袖も、黒留袖も
永遠に着る機会はないのか…
日本髪もいっぺんくらい
結ってみたかったなぁ
と、
すごーく残念に思っていたときに
ふと雑誌か何かで
芸妓変身体験
なるものの存在を知りまして
京都には
舞妓さんに変身させてくれるところは
たくさんありますが、
舞妓さんの肩上げのある衣裳や
割しのぶなどのまあるい髪型は
子どもの象徴なので可愛いらしすぎて…
むり、無理、絶対無理っ!
って思ってたんですよね~
それに、昔からかつらは
生え際がどうにも好きになれなかったし
よく知られていることですが、
舞妓さんは地毛で結っていて、
芸妓さんになるとかつらを使うんですよね。
でも、京都では
「◯◯をどり」などのお茶席で
芸妓さんが黒紋付を着て
そのときにだけ結う特別な髪型があると知り、
しかも、
華陽さんというところで
それが体験できるとわかって…。
それでも
気恥ずかしいやら
何やら心理的ブロックがかかっていて
半年くらいもんもんと悩んで迷って…
やっぱり今やらないと
また後悔することになるかも?
と思って
体験してみることにしたのでした
というわけで、
ワタクシの日本髪から着付けまで
本邦初公開です~
以下は10年以上前の記憶を頼りに
書いているので今では色々違うかもしれません
まずは
コテで髪のクセを直して
土台部分を作って、
↑本物の舞妓さんはココがハゲになるとか、ならないとか…
後頭部にもじゃもじゃを入れて…
金型のようなものをかぶって
サイドのふくらみを作っていました
それから付け毛を足して、
ぐいっと髷を作ります~!
体験のときはびんつけ油じゃなくて、
椿油を使っていると
美容師さんが言ってましたっけ。
髪が結い終わったら
白塗りとお化粧です
↑襟足は3本
仕上げに
こんな簪をつけてもらいました。
で、
いよいよ黒紋付の着付けです
さすがに
着付けの写真はありませんが、
赤い襟を折り返すところが
めっちゃカッコよかったです~
着物はずしりと重くて、
帯は重箱という結び方だそう
↑帯締をしない、たれが出ない結び方でした!
ふふふ…
本格的な芸妓変身、
想像以上に楽しかったですよ
コスプレってしたことないけど
こういう高揚感があるのかも…
ソロ活ならではの
大人の愉しみだなぁと思いました
けどね、
そう思う一方で、
やっぱりモノゴトには
ふさわしい時期とか旬とかもあるのでね
なるべくなら
その時々でできることを楽しんで
記憶や記録に残していくのがいいのかも?
振袖の新成人を見かけると
このときの変身体験のことを
思い出したりするアラフィフなのでした
そうそう、近頃は
日本髪成人式プランとか
一人花嫁プランなんてのもあるそうですよ
当時これがあったらやってたかもしれません
【メモ】
日本髪結・芸妓・舞妓変身処 華陽