■なぜランディングページが売れるのか?3つのメリット
もう皆さまおなじみの1枚縦長のセールスページ=ランデイングページ。
見込み客に売る側の思うような行動を起こさせるのが、このランディングページの目的でもありますが、ランディングページのメリットを今一度考えてみましょう!
ランディングページのメリット
・メリットその1:見込み客に特化してメッセージを伝えることができるので、反応率が取りやすい。
ランディングページをクリックしたということは、その内容に興味やニーズ(潜在的ニーズも含む)があるということ。そういう未来のお客さんに対してメッセージを伝えることができるので、正しく使えば当然成果も出やすくなります。
・メリットその2:離脱率も低く、読んでいるうちに見込み客の「心をつかみ」を「教育する」ことができる。
一般的にページ遷移するたびに、離脱率は高まるといわれています。ランディングページは1枚の縦長ページなので、ついつい読んでしまい、ページ遷移がないので離脱するタイミングも少なく、そしてこちらの「見せたい順番」でユーザーに見せることができるため、情報の見せる順番によって、ユーザを「買いたい」という気持ちへ誘導することができるのです。(もちろんそうなるための見せ方・順番が必要!)
・メリット3:シンプルなのに情報量も多く、ユーザの利便性が高い。
ホームページのように大量のページを用意する必要がないので、作る側としても割と簡単に作ることができ、そして見る側も、必要な情報が1ページにまとまっていて、スクロースしてそのページだけを見ればいいので、探すのにかかる時間や心理的な負担がかかりにくいのです。購入を検討しているお客様が購入を決断するのに必要な情報を、ランディングページは1ページでおさめることができるのです。
これらのランディングページのメリットをあますところなく享受するためには、
きちんと設計することがもちろん大切になります。
■申し込まずにいられないランディングページって?!
ランディングページのメリットを享受し、お申し込みまで行動して頂くためには、「迷わせない」設計が大切になります。
それでは「迷わせない」設計とはどんなものでしょうか?
コピーライティングにおける大切な原則に「マクスウェル・マックハイムの三原則」というものがあります。
簡単に言うと「広告における人間心理の三原則」=「読まない・信じない・行動しない」というものです。
広告を目にするとき、人間は潜在的に解決したい悩みがあったとしても、このような心理が働いている、いうものです。
この見込み客の人間心理を逆手にとって、
- 読まない→読む理由
- 信じない→信じる理由
- 行動しない→行動する理由
そしてさらにこれらに加えて「いますぐ行動すべき理由」をランディングページの中で確実に伝えていけば、見込み客の行動につなげることができるのです。
■お客さまの心にガツン!と伝わる文章の流れ
「広告における人間心理の三原則」に「読まない・信じない・行動しない」という意識が働くのであれば、その逆をいった「読む理由・信じる理由・行動する理由」が伝わる内容をランディングページに書けばいいわけです。
例えば…
- 結論
- 理由(「読む理由」になる)
- 証拠(「信じる理由」になる)
- 結論(1の念押し)
- 行動を促す(「行動する理由」になる)
この流れで書いていけば、読み進めるうちに読み手の心理をとりこんでいくことができるのです。
このほかにも、神田昌典さん提唱の「PASONAの法則」や「新PASONAの法則」などもありますね。
つまり型をうまく使えば、毎回頭を悩ませなくても、お客さまの心に伝わるランディングページは作成できるのです。
■作成したランディングページを結果につなげる大切な事
せっかくいろいろなことを考慮して、見込み客に伝わるランディングページを作っても、「作って終わり」では作成する負荷ばかりかかって、効果もできりません。
作成したランディングページを、ちゃんと結果につながるためには、それを「広める」そして「改善する」ということが大切になってきます。
「広める」…例えば広告を使う
広告を使うと言っても闇雲に商品の説明を長々と語ったり広告費を増やしたりしても、それで結果が出るものではありません。場合によってはあまり効果がないのに、費用やマンパワーだけかけてしまい、非常にもったいないことになりえます。
そこで、しっかりとファネルを意識する必要があります。ファネルとは、よく漏斗のような図で説明されますが、簡単に言うと見込み客が徐々に古いにかけられ、契約に向けて少数なっていく様子です。
例えば「広告の表示回数→アクセス数→スモールコンバージョン→契約」という流れで、契約に向けて段々少数に絞り込まれていくとすると、これを分析していけば、どの段階の消費者に対して、どのような改善・施策を打つべきか明確になり、また各段階の数を分析することで、消費者の心理の移り変わりが把握でき、どこにどのような改善を入れていけば良いかもわかるかもしれません。
そして成果につなげるために「改善する」
まずは作成したランディングページを一定期間回してみて、ツールなどを使って、見込客がどのあたりで目を留めているか、クリックなど行動しているかを分析・検証し、より売り手側が望む行動へつなげることへと改善できます。
例えば、せっかく目の留まりやすいところに、あまり意味のない表記をしていたらもったいないですし、紛らわしいボタンがあってつい触っているようではもったいない。読み手側が目のいくところに有効な表現をしたりボタンを設定。そして、何パターンかの色やデザインを試してみて、どれが一番反応が良いかなどを分析・検証することも、成果につながる改善になります。

