江戸菜って?何なの?? | 農業会社 専務の独り言

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はいは~い!



専務です







弊社の主力商品【江戸菜】って何?



見た目は

大きさは40cm前後

1株100g位です

ジャンボ小松菜ですね







えっ!何で江戸菜なのか?



はい、それは昨日説明した通り、弊社で商標登録をしている商品名だからです



それでは、自分の解る範囲で説明しましょう



そもそも『江戸菜』とは

高菜の別名で辞書で引くと出てきます

(Wikipediaでも見てみてください)

小松菜



界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : フウチョウソウ目 Brassicales
科 : アブラナ科 Brassicaceae
属 : アブラナ属 Brassica
種 : ラパ B. rapa
変種 : コマツナ Var. perviridis







高菜



界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : フウチョウソウ目 Brassicales
科 : アブラナ科 Brassicaceae
属 : アブラナ属 Brassica
種 : カラシナ B. juncea
変種 : タカナ var. integrifolia




この二つ・・・

かなり近いけど『種』の時点で違うんです



弊社の江戸菜は自社で小松菜を掛け合わせて5年かけて開発し、現在はある一部上場の種屋さんに製造を依頼しており、種の名前も江戸菜になっています

でも植物としては小松菜種なんですが




ちなみに、小松菜は江戸時代なかばまでは「葛西菜」とよばれていたそうです


大和本草 』には「葛西菘(かさいな)は長くして蘿蔔(だいこん)に似たり」とあり、『続江戸砂子』では、菜葉好きが全国の菜葉を取り寄せたが「葛西菜にまされるはなし」と高く評価したらしく、葛西菜が品種改良ののち小松菜になる


『本草図譜』に描かれた葛西菜は現在の丸い葉のコマツナとは異なるらしい


青葉高によれば小松川の椀屋久兵衛 (1651年 - 1676年)が葛西菜をコマツナに改良したというが、『江戸川区史』によれば椀屋久兵衛が評判の高かった葛西菜をわざわざ江戸から上方に取り寄せて人に振る舞ったという


椀屋久兵衛とは、数々の豪遊のあまり身を持ち崩し、浮世草子 『椀久一世の物語』にもなった上方の豪商である


葛西菜が小松菜と改称された理由の一つに、江戸市中の糞尿を持ち帰って下肥とし、野菜を江戸に運んだ葛西船(かさいぶね)の存在を挙げる向きもある


葛西船の異称として単に葛西と呼ばれていた。当時のイメージとして屎尿臭を連想させる葛西の語を嫌って、めでたい常盤の松にあやかった小松の名を採ったとするとも言われています。(Wikipedia参照、引用)


※ちなみに葛西で6歳から住んでいるものとしては葛西菜でも良かったかもww




もちろん江戸(伝統)野菜ではありません 親は小松菜です



現在では、小松菜(小松菜といっても1000種類以上あります)を

大きくして江戸菜と売っている農家や一部の販売者がいます

それも八街産と言っているので勘違いして買っている方もいます



江戸菜は旦千花の商品名ですのでくれぐれもお間違いなく



おっと~~ こんな時間だ さ、明日も早い! さっさと帰って寝ましょう





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