湘潭申机股?有限公司 情報 | エド金融道 (息子が「めしが食える大人になる」編)

湘潭申机股?有限公司 情報

ちょっと湘潭申机股份有限公司について調べてみたメガネ


まずは、この会社がある湖南省(こなんしょう)湘潭市(しょうたんし)について・・・

湖南省と言えば、”湖南料理”!

4年位前に上海の滴水洞という湖南料理屋で食べたことがあるが、これがうまいっ!ビール


唐辛子と山椒のピリ辛さの中にうまみがある。

アシナガ(http://www2.tokai.or.jp/enkuma/ku_naratake.htm )が入った、激辛の鳥鍋が激うまだった。

上海のお勧め湖南料理店はここ↓

滴水洞 http://blog.livedoor.jp/sdi037/archives/50028195.html


ってパー料理の話ではなくて・・・


湖南省湘潭市について調べると


http://www.city.hikone.shiga.jp/shiminkyoseibu/kokusai/shotan.html

鉄道の京公線(けいこうせん)(北京-広州)と湘黔線(しょうけんせん)(湖南省株州(しゅしゅう)-貴州(きしゅう)省貴陽(きよう))、国道の北京-深圳(しんせん)と上海-昆明(こんめい)の合流地点にあたり、交通の利便の良い所です。長沙、株州とともに湖南省の経済発展三角地帯を形成しています。

面積:5,016km2 人口:約282万8千人(2004年現在)


人口はそれほど多くないですが、「経済発展三角地帯」なんですね。


産業

市内には工業関係の事務所が1,600社余りあり、26万人が働いています。重工業が特に発達しています。電気工業の部門では、全国6大電機工業基地の1つです。湘潭で機械工業を営む企業は、全市の企業総数の23.7%を占めます。中でも湘潭電機工場や江南機器工場は、従業員数1万人以上の大工場です。治金工場は、湘潭のもう1つの主要な工業で、鋼鉄、鋼材、銑鉄等を主に産する。また、軽工業も発達しています。食品工業は、全市で300近い企業があり、植物油、肉類製品、調味料、酒、飲料、菓子、茶葉、豆製品等が主な製品です。近年、郷鎮企業と個人経営が盛んで、市の工業生産の約半分を占めるようになってきています。


中国国内でも有数の工場を持つ会社なんですねっ!


さて、では、湘潭申机股份有限公司と風力発電の関係ですが・・・

http://www.cjcci.biz/sansi_pdf_2004/2_1_5.htm

中国国内では分散型の小型風力発電機メーカは約40社あり、年間の生産能力は3万台以上に達している。中国企業と先進国企業との合弁で大型風力発電機の国産化を図ろうとしているが、現在単機600Wの風力発電機の国産化が実現した。例えば、内蒙古自治区の天力風力機械公司と同自治区の華徳新技術公司はそれぞれ、フランスAEROWATT社とドイツのWENUS社とJVを設立し、5KWの風力発電機を生産している。また、湖南湘潭電機公司はアメリカのBERGEY社と協力し、600W及び1KWの風力発電機を生産している。同社の製品は中国国内のみならず、海外にも一部輸出している。因みに、国産の風力発電機のコストは輸入品より15%~20%安いと言われている。

(In English ↓)

http://www.bergey.com/News/N.XBWL.html


湘潭申机股份有限公司はすでに、小型風力発電機の分野で、アメリカのBERGEY社(http://www.bergey.com/ )とジョイントベンチャーを立ち上げていたのです。

1998年1月にXiangtan Bergey Windpower Co., Ltd.を設立したそうなので、すでに8年以上の歴史があるわけです。BERGEY社の製品は10kwクラスの風力発電機までですので、原弘産提携で、MWクラスの大型風力発電のラインナップをそろえるメリットある訳です。


湘潭申机股份有限公司(日本名 湘潭電機集団有限公司)(湘潭電機集団有限公司の子会社)は、中国がはじめて自主開発・製造した電車を作るほどの技術力があり

http://www.people.ne.jp/2001/11/27/jp20011127_11721.html

また、その親会社の湘潭電機集団有限公司はニッケル水素電池の導入など、新技術の取り込みにも積極的なようです。 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/jp_print/418487

さらに、湘潭申机股份有限公司は日本の東洋電機製造(株)と北京オリンピックに向けての地下鉄車両製造について合作協定を締結している。日本企業との共同作業や入札のノウハウもあるようです。 http://www.toyodenki.co.jp/html/peking.html


これらのバックグランドを総合的にみると・・・

原弘産、さすがですクラッカー

すばらしいパートナーをみつけましたね!


次は、中国での風力発電機受注のニュースを待ちましょう!