眼鏡の磨き作業 | 江戸鼈甲屋のブログ

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東京の下町亀戸の江戸鼈甲屋です。
ブログ始めました。
頑張って更新していけたらと思いますので、よろしくお願いします。

5/19のブログでも、眼鏡の磨き作業のブログを書いたのですが、今回の眼鏡は色もそっくりなので前回と色々とかぶってしまいますが、ご紹介させてください。

 

今回の眼鏡もやはり、鼻あてとツル(テンプル)がツヤが無くなっております。

 

眼鏡の場合は鼻あてとツルは常に肌に触れる部分なので、毎日しっかりと乾拭きをしても、使い方やかける頻度にもよりますが、2~3年経過するとツヤが無くなってくると思います。

 

前回磨いてからの年数に関わらず、ツヤが無くなってきたり、表面が少しザラっとするようでしたら磨いた方が良いです。

 

この状態のままで使い続けると、貼り合わせている材料が浮いてきてしまったりして、完全にキレイにできない可能性があるのと、耐久性も落ちるので、まずはべっ甲屋にご相談しましょう。

 

磨く前の画像です。

今回の眼鏡はそれほど悪くはなってなかったです。

 

少しツヤが無くなっているのと、小さな虫食いですね。

 

虫食い部分が浅かったので、全体的に磨いて完了です。

 

 

見させて頂けますと、磨いた方がいいか、まだ磨かなくていいか判断させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。

 

あとはいつも言っておりますが、眼鏡の場合は特に当店のクリアーコーティングは非常にオススメでございます。

 

次回磨くまでのサイクルが長くなるのと、次回磨く時もべっ甲部分を磨かずに、コーティング部分を磨いて再コーティングしますので、べっ甲が薄くならないんです。

 

この薄くならないというのがべっ甲では非常に重要でございまして、コーティングしていない眼鏡を2~3年おきに磨いて、10年、何十年と使っていきますと薄くなってしまいます。

 

薄くなるということは、耐久性も落ちるんです。

 

べっ甲細工は長い年月使っていくと、べっ甲自体が乾いていってしまい、さらに薄くなってしまっていて、耐久性が落ちてしまいます。

 

当店でも何回か修理したことがあるのですが、特に落としたり踏んだりしたわけでもないのに、ツルのちょうど耳に当たる部分が折れてしまうのは、乾燥と薄くなってしまったり、逆に磨いてなくて劣化してしまった場合が多いですね。

 

べっ甲の眼鏡は安い物ではございませんですし、メンテナンスをしっかりとしていれば残せる物でございますので、使っていて何か気になりましたら、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

あと、最後にご自身で購入したり、お父様、お祖父様から受け継いだ物でしたらいいのですが、オークションなどは自己責任でお気をつけくださいませ。

 

べっ甲屋でも修理・メンテナンスができないような物をよくみかけます。

 

べっ甲ではない物を「本鼈甲」と言って売っているものもあります。

 

例えばですが、海外製のべっ甲細工は、日本のべっ甲細工と作る工程が違うので、修理やレンズを入れるのもやってくれる所を探すのは難しいと思います。

 

べっ甲に関することで、お困りなことがございましたら、お気軽に、メールやお電話でお問い合わせくださいませ。

 

 

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