黒玉ネックレス修理・加工 | 江戸鼈甲屋のブログ

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東京の下町亀戸の江戸鼈甲屋です。
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頑張って更新していけたらと思いますので、よろしくお願いします。

今回は黒玉のネックレスの虫食い修理なのですが、いきなりですが写真を御覧ください。


真っ黒なので分かり辛いかもしれませんが、かなり深く虫に食われてしまってます。

 

ここまで深いと磨いてならしてどうこうできるレベルではありません。

 

再利用ができませんので、新しい同じサイズの玉を足すか、使えない玉を抜いて短くするかなのですが、今回はご予算の都合上短くしました。

 

今回のネックレスは元々約62cmと黒玉のネックレスでは比較的長かったのでいくつか抜いてもネックレスとして使用できる長さになりました。

 

ただ玉のサイズが一番下に来る部分から首元に行くに連れ小さくなるグラデュエーションタイプなのでちょっと大変でした。

 

使えない玉を抜いても左右均等にしないといけないからです。

 

使えない玉は下の方に固まっていて、これだけ使えませんでした。

 

多少の虫食いは磨いてならして使えるようにしましたので、ネックレスとして十分使える約48cmになりました。

大きい玉が一つだけ無事だったのでこれを中心に残して、このようなデザインになりました。

 

べっ甲の黒玉ネックレスの昔の値段を知っている人からすると、今は非常にお値段も上がってしまいました。

 

べっ甲は黄色が多いほど価値が高いと言われてますが、真っ黒も意外と材料が無くなって来ているので希少価値が高いです。

 

黒玉ネックレスは弔事にも使えますし、玉が大きくても軽いのが特徴です。

 

今回の作業糸替えもして、5,500円(税込)でございました。

 

べっ甲の修理は色、形、厚さ、程度などで大分金額も変わってきますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

只今、10月7日(月)まで、そごう大宮店 7階催事場にて開催中の「日本の職人展」に出展しております。

 

是非とも普段なかなか見ることのできないべっ甲細工をご覧にお越しくださいませ。