櫛の修理 | 江戸鼈甲屋のブログ

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東京の下町亀戸の江戸鼈甲屋です。
ブログ始めました。
頑張って更新していけたらと思いますので、よろしくお願いします。

今日は櫛の修理です。

 

櫛は細工が細かいので、歯が折れてしまう事がよくありますので修理のご依頼は多いです。

 

飾り櫛もあれば、理容室で使うようなとぎ櫛もありますからね。

 

ただ細工が細かいがゆえに、修理も大変なんです。

 

べっ甲細工は薄い甲羅を何枚も水と熱と圧力で張り合わせて作成するものなので、折れたりしても材料を張り合わせて修理することができるのです。

 

櫛の場合は細工が細かいので材料を張り合わせての修理が難しいのと、できたとしても新しい物を買うのと変わらないお値段になってしまう可能性もございます。

 

その辺をご説明した上で今回は接着で修理しました。

 

髪に挿すだけの飾り櫛なので普通に使う分には耐久性は問題ないと思います。

 

今回修理する櫛です。

本来接着で修理する場合は耐久性を上げるために芯を立てて接着するのですが、たまたま折れた場所が悪く、折れた根本が黄色い為、芯を立てると透けてしまうんです。

 

ちょっとそれでは見た目が良くないのと、折れた部分の合わせ面がキレイに合わさるので接着だけで留めました。

 

3枚目の写真の折れた部分の右に2つ目の歯が恐らく過去に折れて接着で修理したのか、触ると少し引っかかるんです。

 

たまに髪にひっかかるような感じになる気になるということなので、ここを補強して磨いてなだらかにしました。

見た目折れているのか分からない位にキレイに仕上がりました。

 

折れた部分の接着と、過去に修理した部分をキレイにする作業で5,400円(税込)でした。

 

今回折れた歯があったからいいのですが、無いと作成してそこから接着するのでお値段もグンと上がってしまいます。

 

べっ甲の修理のお値段は色、厚さ、程度でかなり変わってきますのでまずはお気軽にご相談下さいませ。

 

 

現在出店中の催事よろしくお願いいたします。

 

・7月22日(月)まで大阪高島屋 7階催会場 「日本の伝統展」

 

・7月23日(火)まで

 郡山うすい百貨店 1階中央ホール 「日本の伝承展」

 

 新潟伊勢丹 7階特設会場 「日本の職人・匠の技展」

 

日本全体があまりお天気良くありませんが、是非とも足をお運び下さいませ。

 

 

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