こんにちは。

 

EDIX春田校には多くの小学生が通塾しています。

 

(1)小学個別指導 … 学校教科書の予復習のために

 

(2)習い事講座 …かきかた・習字・そろばん・プログラミング・英語

 

(3)中学受験 …わが子にワンランク上の情操教育を

 

今回は(3)の中学受験をフィーチャーして書いていきますね。

 

中学受験と言ったら、大昔は上流階級の特権みたいな印象がありました。

 

ところが、ここ数十年で中学受験の大衆化が進み、いわゆる普通のご家庭のお子様も私立中学へ進学する時代となりました。

 

最近では清林館中学校のように、次々と新しい中学校ができています。

 

 

昔のように、そのまま地元の公立小から地元公立中、そして行ける高校(できれば公立高校)へ行って、そこそこの努力でなんとなく行ける大学に、という時代は終わり、

 

我が子に合った教育の選択が求められる時代に移ったのです。

 

もっとも、のんびりした雰囲気の当地域ではそのようなことに気づかずに従来依然のように過ごしている方も多くいます。(きっと名古屋市東部の方々からは信じられないことでしょう)

 

ただ、2020年に始まった私立高校の実質無償化により経済的事由で公立高校進学を選択していた層が私立高校に流れたため、一定ライン以下の公立高校では定員割れが目立つようになり、私立高校の人気増に伴い、私立高校のレベルが軒並み上がりました。

 

現在では名古屋市内の中3生は約6割が私立高校へ進学するという昔の逆転現象が起こっているのです。

 

のんびりしている保護者様とは打って変わり、公立高校の受験者数減、定員割れを起こす公立高校の増加を受けて、愛知県教育委員会(公立高校)は戦々恐々となったわけですね。

 

そこで公立生を集めるために来年度から愛知県にも公立中高一貫校が開校されることになりました。

 

余談ですが、ここで勘違いしないでほしいことがあります。

 

「私立中学はなんだかんだ言って授業料が高いから、公立中高一貫なら通学させられるかな。」

 

と、のんきなことを言っていたら関東地方の保護者様に笑われるかもしれません。

 

関東では既に公立中高一貫校が定着していますが、人気校に入ろうとすると、当然、塾に通うことになり、その学費は私立中学を受験する塾とさほど金額差はありません。(安価で提供している塾は逆に不安ですね(笑))

 

それも合格したらラッキーと言われるのが公立中高一貫の人気校です。

 

具体的に言ってしまうと、愛知県では明和高等学校附属中学校ですね。

 

 

おそらく関東と同じ流れで、初年度は10倍を超える実質倍率となるでしょう。

 

80名定員ですよ。

 

そこに、おそらく1000名ほどの受験生が集まるわけです。

 

1次検査で学力を測り、160名に絞った後は1人15分ほどの時間をかけて、リフレクション型面接検査へと移ります。

 

この面接方式は大学受験生にとっても難しいと言われていますので、小6生に耐えうるのでしょうか。

 

所謂、志望動機や小学校時代の思い出は?などという単純な質問面接ではなく、それに対して面接官の質問が次々となされ、深堀りしていくパターンの面接です。

 

よほど自分の意見を論理的に話せる小6生でないと無理ですね。

 

塾では、一学年10~20人集まったとしても、全員合格は現実的ではありません。

 

合格する人、しない人が出てくるでしょう。

 

ちなみに塾業界では10~20人の中で1~2人の合格者を出したら、その年は成功、と言われているような狭き門なのです。

 

そして、公立中ですので入学した後も塾通いしないと勉強についていけない生徒も多く出てくることでしょう。

 

それならば、学力を高めれば確実に合格できる私立中学校へ進学させれば、中学在籍中の塾の授業料を私立中学の学費とすることができるため、先行投資のように中学受験をする層が増えています。

 

たとえば、愛工大附中学という名称だった現 愛工大名電中学は、以前は滑り止め校の一つとして考えられていましたが、受験者数増加に伴い、入学時に求められる学力レベルも高くなり、学校側も入試日程を減らしました。

 

何回も入試日程を組まなくても1日で十分な受験者数が集まる人気校なのです。

 

 

この愛工大名電中は高校入試から入ろうとすると一般ではもちろん高い学力が求められます。(参考:愛知全県模試80%合格=普通科59.0、特進科63.0)

 

また、推薦で入ろうとすると9科で40近くが求められます。

 

ここでポイント。

 

高校入試は9科の通知表が大切になってくるのです。

 

英数などの主要5科目に加えて、体育や音楽などの副教科との合計です。

 

つまり、難関高校へ進学しようとすると学力だけでなく、体育や音楽、美術などの成績も上げないといけないということです。


「うちの子は勉強はできるけど、運動ができないし、絵も苦手で…」

 

という生徒はトップ校を狙いづらいのが高校入試の現状です。

 

それならば国・算・理・社の4科、または国・算の2科で勝負できる中学受験で先の憂いを取り除いておいた方がいいのではないか、という受験者層も増えつつあるのです。

 

その他、親の出身校に我が子も通わせたい、〇〇中学校の指導方針が魅力的、など多くの理由がありますが、最近では先述のような家庭層が増えていることを書いておきます。

 

ある保護者の体験談では、そのご家庭には兄弟2人がいて、一人は私立中学校へ、一人は地元公立中学校へ進学させた結果、前者は国公立大学へ合格し、後者は私立大学へ行くことになったそうです。

 

トータルで計算すると中学から大学合格までにかかった教育費は私立中学校へ進学した子の方がはるかに安かったそうです。大学在学中は言わずもがなですね。

 

のんびりしている名古屋西部ですが、現実を何も知らずに、将来のことを何も考えずに過ごしていた方がむしろ幸せなこともあるのでしょうか、と言ったら皮肉になりますね。

 

教育の選択肢が増えた現在、私立中学から情操教育に触れさせ、国公立大学進学を含む将来の可能性を広げておくことが大切なのかもしれません。

 

そして、将来、親が死んだ後も自分で生計を立てられるように経済的にも精神的にも自立させることが親の最大の役割かもしれません。

 

 

 

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