ヨシタケシンスケさんの本。
全て図書館で借りて来た。




どれを読んでもその才能とセンスが羨ましくなる。そしてあの子ども向けの絵本らしからぬイラストが笑える泣き笑い簡単な絵なんだけど(すみません)、表情豊かでなぜか共感できてしまうグラサン

一番印象に残った話は、『しっぽを上手く手繰り寄せる』という話だ。もう人生を面白がるコツはコレに尽きるのではないか、と思えた。
小さな小さな事を突き詰めていくと、大きな発見に繋がったりする。ヨシタケさんは「アイデアのかけら」と書いておられたけど、そのアイデアのかけらってそういう所に転がっていたりするんだ。そんな小さな事、他の誰かなら気付かないような事でも見逃さず広い集めていく作業が、ヨシタケさんのような作家さんを作り上げているのではないかと思った。
作家じゃなくても小さな気付きが人生を豊かにする事ってあるのでは?との気付きをもらった。
ご本人も書いておられた『意味のないスケッチ』も苦笑いしながら、時には「分かる、分かる〜」
と頷きながら、そんな気持ちで読んでいた。