教会の丸いステンドグラスは絵画の中にも! | イタリア ローマの新聞屋さん

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イタリア在住15年。
以前エディーコラ(新聞や雑誌を売るお店)を
経営していましたので、このタイトルです。
お店は売ってしまいましたが、続けて興味のある
イタリアの芸能、旅行記、食などについて書きます。

こないだフクロウの館に行って

ステンドグラスを見たので、

もうちょっと勉強しようと思います。

 

ステンドグラスはイタリア語で

ヴェトゥラータ

Vetrata

 

古代ローマ人が

始めだったみたいですねー。

ガラスの食器などは

もっと昔からあったみたいですが。

 

窓は

イスタンブールの404年に再建された

アヤソフィアに

残されてるそう。

私、二十代半ばにアヤソフィアみたけど、

天井のゴージャスさと、

地下の水が流れが素敵だったの

しか憶えてないの。

 

遺跡では、

ポンペイ、エルコラーノの

浴場施設なんかで使われていたの。

さすが!よくわかってますね!

湿気に強いものね。

 

それで、

いつもブログを読んで頂いてる

みど婆さんからコメントで、私も

気になったのが

 

この丸いステンドグラス。

 

 

中世の教会やお城で見かけますが、

専門用語がわからないので

調べました。

 

ヴェトゥリ・ア・ルッリ

Vetri a rulli

と言います。

 

RULLOはイタリア語で回転、

ロールという意味。

専門用語、というか、

そのままでしたね。


遠心力で丸く円盤型にするのかしら?

 

紀元500-600年ころから

存在する技法らしいです。

 

上の写真は近代のリバティー様式の頃のですが、

 

今年の春に

フィレンツェのバルジェッロ博物館へ

行ったときも

見かけましたよ。

バルジェッロについて知りたい人はこちら。

 

一階サローネ 

ドナテッロの部屋だったと思う。

 

開けてる状態だと

ホコリかぶって暗いね。

 

一緒に行った友達が、

職人さんが切って貼ってるんだよね!

って教えてくれたの。

 

トスカーナ旅している時

よく見かけた気がする。

 

二階のカランコレクションだったかな。

 

二階のSala degli Avori

紋章付きね

 

ロッジャの

 

階段通路などでも

見かけたんですが、

ガラスが外れちゃって

もう無かったりしたんです。

 

修復はできると思うけれど、

昔のこの味を出すのは難しいんじゃないかなー?

 

それと、

ヤン・ファン・エイク

Van Eyck

が好んで描いていたみたいです。
 
受胎告知』(1434年 - 1436年)
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
 

アルノルフィーニ夫妻像』(1434年)
ナショナル・ギャラリー(ロンドン)

見えないよね、
左上ですよ。

 
あと、
グイード・レーニの
聖母誕生“nascita della vergine”
とか、
その他様々な絵画に出てくるそうですよ。
 
6から12センチくらいの円盤のガラスで
ちょっと不揃いな雰囲気。
 
不透明なのは、
不純物が多く入っていたからで
中世以降は
透明なのも好まれたそう。
 
円盤の真ん中に
吹きガラスの棒の跡
おへそみたいなのが
残ってるのが普通。
 
ちょっとビール瓶の底みたいね。

中部イタリアでは、牛の目とも呼ばれることも。

 

作ってる動画

 

 

参考

https://www.lavorincasa.it/vetrate-antiche/

http://vetrateartistichefrassetto.blogspot.com/2010/02/questa-vetrata-e-stata-realizzata-con.html

 

↓これまだ読む

http://lavetrataartistica.com/2015/09/16/il-rullo-fascino-del-vetro-indiviso/

https://www.ikostudio.it/vetrate-a-rulli/

http://www.vetrateartistichemurano.com/storia-le-vetrate-veneziane/