ハウスクリーニングを仕事にしているクリンピアをやって思うのが、

原点に立ち返る場ですねあし

この仕事は基本的に誰にでも出来るようなお掃除ですけど、

仕事としていくには、なかなか難しいものがあります。

ですが、慣れてしまえば、技術もアップし、ノウハウも蓄積されます。

一週間も経っていない初心者の人と3年、5年やっているベテランの人と比べれば、

そりゃ一目瞭然ベテランの人のほうが良い仕事をします。


でも・・・

この仕事はただ機械的に空間をキレイにすればいいってもんじゃない。

そこには、お客様がいるんです。

損得勘定、数値計算では計りきれない心を持った人間をいかに感動させられるか!?


私がこの仕事を初めて数日の頃に、いきなり・・・

「一人でトイレ掃除に行ってきて!」

人不足の時に言われた何とも無謀なチャレンジ。

スキルも未熟、掃除の順序も曖昧、何よりお客様とどうコミュニケーション取ればいいの?

でも、代わりになる人はいないから、私が行くっきゃないんですね。

そこで、腹をくくって「とにかく精一杯魂込めてやるゼィ!!」

と余計な事も考えずに、ただ一心不乱に集中していました。

それで、終わった後にお客様にチェックしてもらうんですが、

「キレイになりましたね。ありがとうございます!」と感謝してくれまして、

お茶まで出してくれて、、、

6月下旬の暑くなった季節で汗をかいた私にとって、その一杯のお茶の美味しい事。

身体の疲れが一気に癒され、元気なエネルギーで満たされていきましたね。


なんで、明らかに未熟な私に感謝してくれたのか?

そこでフトNohさんがこう言っていたのを思い出しました。

「少し間違えたり、未熟であっても、本気で取り組んでいたら、

がんばっているんだなって、認めてくれる人がいるよ。」と。

確かに、本気で取り組んでいたのは間違いない!

その本気で取り組んでいる「心」を感じてくれたのではないか、と。


今は、だいぶ慣れてきましたから、技術もアップしてます。

ですが、マンネリにはまって、「心」を忘れて技術に走ってしまう事もしばしば。

それで、やると私もお客様も中途半端な感謝で終わってしまいますね。

キレイにはなったんだけど、何かが欠けている・・・

立場が上になったりしていると、気づかぬうちに原点の「心」を忘れてしまうんですね。



これから、どんな偉い立場に立とうと、名誉、財産、権力を得ようと、、、

いつもこの原点の「心」に立ち返る事を誓った6月初旬の夜でした。


Rui 28歳の認識&clean革命