20世紀に輝いた自動車文明のチャンピオンとして数十年、
世界に君臨したアメリカのビッグ3の一つGMが経営破綻に追い込まれました。

自己変革を怠り、急激な社会の変化に対応できずにいた大企業の末路です。

石油危機以降、大型車から小型車への対応も上手くいかず、
コスト負担の原因である退職者向けの年金負担などの膨張は膨らむ一方だったのです。

問題は、GMという企業だけでなく、個人や学校、家庭、国家などの組織が
未来に対する予測もできないまま、迷走しているのではないでしょうか。

では、どうすればいいのか?

Noh jesu氏は、
「今までは外側の”物を変化させる技術”ばかりを磨いてきたのですが、これからの時代には、内側の”心(意識・無意識)を変化させる技術(認識テクノロジー)が必要だと私は思います。」

そこで、日本という国がチャンスがあると語っています。
日本は歴史上、多神教的なものの考え方が浸透していて、「多様性」に寛容だけでなく、世界中のあらゆる智慧を融合させてきた歴史があります。

すべての分別を融合し、新しい創造を生み出す溶鉱炉のような不思議な力を持った日本。

今、世界で一番必要とされているのは何でしょうか?

それは、「この時代の方向性をリードする存在」であると。

近代・現代史においては、負の側面が強調されがちな日本ですが、アジアや世界にもたらした貢献はとてつもなく大きいものだと韓国人であるNohさんは語っています。

農業社会から産業革命をきっかけに産業社会へと西欧諸国がリードしていったように
今の産業社会から認識革命をきっかけに感動社会へと日本が世界をリードしていくことが日本のミッション!

私自身、最初Nohさんの話を聞いたばかりの頃は、ほとんどピンと来ませんでしたが、本を読んだり、色々な講座などで話を聞いているうちに何をやろうとしているのかが理解が出来てきています。

GMの破綻は、産業社会の終焉を告げ、感動社会が胎動する事を告げているものだと私は思います。