いよいよエコー検査の日がやってきました。
検査は午前8時からでした。
前日日中はつわりがありましたが、夜になり急につわりがおさまったのが気にはなっていたものの、夫も私もワクワクしながら待合室で待っていました。
名前を呼ばれ、検査室に入りました。
夫の入室は一通り検査をしてから、ということで少し外で待っていてもらいました。
担当技師はインターン中の女性で、後から正規の担当技師の先生が見にきてくれる、とのことでした。
お腹に冷たいゼリーが塗られ、検査が始まりました。
10分、15分と時間が経っても、一言も会話がないので、赤ちゃんは
大丈夫かどうか聞いてみると、
「赤ちゃんが小さすぎて大きさを測ることが難しいわ。だから少し時間がかかってるの。」
そうこうしていると、「 Hello, 」と白衣を着た女性が入ってきて、インターンの女性と交代し、「うーん、まだすごく小さいわね。」と一言。
その後夫も呼ばれ、2人で一緒にエコー画面を見せてもらいました。
「ここ。ここにいるのが赤ちゃんね。そしてここから栄養をもらってるのよ。でもまだ小さいわね。
今日の検査の結果は、不妊クリニックの担当の先生から連絡がいくはずだから、今日は帰っていいわよ。」
まだ小さいのか....。
エコー検査室では、まだ小さいということしか聞けなかったので、
あとは不妊クリニックからの詳しい連絡を待とうと言って、私たちは仕事に向かいました。
この時点ではまだ、夫も私もただ単に成長が遅いだけかな?という認識しか持っていませんでした。