党首会談なんてものは
福田首相と小沢代表の党首会談が憶測を呼んでいる。そこで思い起こされるのが、97年4月2日の橋本首相と小沢新進党党首の会談だ。
テーマは今回と同じく国の安全保障に係わる大問題。沖縄米軍用地の強制使用に関する駐留軍用地特別措置法改正案がテーマだった。この時は結局合意がなされ、同改正法は成立した。
しかし、その背後には、今回と同じく、いやそれ以上に党内の熾烈な路線闘争があった。加藤幹事長、山崎政調会長、野中幹事長代理ら「自社さ派」と、梶山官房長官、与謝野副長官、村岡国対委員長らの「保保派」の争いだ。
今でも鮮明に覚えているが、党首会談翌日の朝から、国会総理室横の会議室で、上記メンバーが口角泡を飛ばして、お互いを罵倒しあっていた。特に「自社さ派」の梶山氏への不信感はすさまじく「なぜ党首会談を3時間半もやるんだ!」「それ自体、憶測を呼ぶ」「俺は政治生命をかけている」等々。そばにいた私にまでが八つ当たりされる始末。
ただ、周辺の思惑、憶測などどこ吹く風、当の橋本首相はいたって「政局音痴」。このまま放置しておけば期限切れを迎える多数の沖縄米軍用地は一体どうなるのか、という危機意識で頭の中は一杯で、微塵も保保連合など考えていなかったし会談では話題にも載せなかった。
さて今回の党首会談は如何に?
ホームページはこちら⇒http://www.eda-k.net/
テーマは今回と同じく国の安全保障に係わる大問題。沖縄米軍用地の強制使用に関する駐留軍用地特別措置法改正案がテーマだった。この時は結局合意がなされ、同改正法は成立した。
しかし、その背後には、今回と同じく、いやそれ以上に党内の熾烈な路線闘争があった。加藤幹事長、山崎政調会長、野中幹事長代理ら「自社さ派」と、梶山官房長官、与謝野副長官、村岡国対委員長らの「保保派」の争いだ。
今でも鮮明に覚えているが、党首会談翌日の朝から、国会総理室横の会議室で、上記メンバーが口角泡を飛ばして、お互いを罵倒しあっていた。特に「自社さ派」の梶山氏への不信感はすさまじく「なぜ党首会談を3時間半もやるんだ!」「それ自体、憶測を呼ぶ」「俺は政治生命をかけている」等々。そばにいた私にまでが八つ当たりされる始末。
ただ、周辺の思惑、憶測などどこ吹く風、当の橋本首相はいたって「政局音痴」。このまま放置しておけば期限切れを迎える多数の沖縄米軍用地は一体どうなるのか、という危機意識で頭の中は一杯で、微塵も保保連合など考えていなかったし会談では話題にも載せなかった。
さて今回の党首会談は如何に?
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