やっと政治が変わる!(下) | 江田 けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

やっと政治が変わる!(下)

【今週の直言】
『やっと政治が変わる!・・・そして何をなすべきか?(下)』

 中長期的は、「比較優位の原則に基づく国際分業の流れ」と「世界一の少子高齢社会」という現実を見据えなければならない。

 前者については、昔、日本の「1$ブラウス」が米国の繊維産業を壊滅させ、ブラウン管テレビが米国のテレビ産業を消滅させたように、今度は日本が米国の立場に立たされ、低付加価値産業については、BRICSをはじめ新興国にとって代わられるのは、残念ながら、抗うことのできない歴史の必然だということだ。

 これに対する処方箋には、王道や奇策はなく、基本に立ち返って、もう何十年も前からOECD等で議論されてきた「PAPS」がその回答となる。

 「PAPS」とは、Positive Ajustment Policy の略で、日本語では「積極的調整政策」と訳される。こうした経済危機になると、往々にして各国が陥り勝ちになる「保護主義」を回避するため、この政策を採る以上、それは国際標準だというお墨付きを与えられる。

 簡単なことだ。一国の産業構造を「衰退部門」(Depressed Industry)から「将来有望な部門」(Prominent Industry)へ円滑にシフトさせる政策で、具体的には、様々な生産要素・資源(設備や雇用)を後者にシフトさせるための補助金や税制のことをいう。この限りにおいて「保護主義的政策」とはみなざれず、国際的にも正当化される・・・

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