【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

◎ 2014814日(木)~15()/
 メンバー、嫁(えだ1)と2人 ヤマビル見なかった。

● 石川県白山市の百四丈滝に逢いに行きました。

<前書き>
この記事は下巻になりますので
上巻は下記です。 是非みてね。(^◇^)
 
◆ 百四丈滝に逢いたい! 上巻

<遡行>
朝4時に起きて避難小屋の窓から空を見ると
雲は多いが多少の青空が見えている。

外に出て登山道から谷と隣の尾根を見てみる。

少しの霞みもなくはっきり見えている。
普段の行いが良いから期待が持てそうだ(^◇^)

先輩も同じ方向にいくのですが足の遅い我々は先に出発した。

避難小屋からまもなく目の前にこれから登るであろう
急な勾配の山がそびえ立つ
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その下には雪渓もある。イメージ 2
 
この坂がまた相当しんどかった。
その間にも自然がいっぱいです。
 
何が珍しいとかも分からず撮ったものを貼ります。(*´Д`)
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・ 面白い形の花びらと思って撮ったら虫に喰われていただけでした。
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いやーね、老眼って(;O;)
 
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坂の途中で案の定、先輩が追いついて
お互いの健闘を祈り先輩は先へ進んだ。

登り終えたところに道しるべがありこれが美女坂とわかったので
このしんどさを私はすぐに許した。(^-^)

嫁は納得いかない様子でした。
”(-“”-)”

出発してから期待の持てそうだった空は
ずいぶんと雲がかかってきた。

そこからすぐに百四丈滝の遠望場所に分岐しているので
そちらに向かう。イメージ 3

えーーーーー( ゚Д゚)

しかし谷は一面真っ白、滝はおろか空と山の稜線もわからない。


2人の落胆の声が漏れる。

水量が多いであろう滝音だけが谷に響いている。

・ 空しく展望所に倒れた看板イメージ 4

立ち尽くす2人に追い打ちをかけるように激しい雨が降ってきた。

壊れて傾いた観瀑台に座り本来、露営のためのツェルトを
昨日に続き、またも被って雨除けにして晴れるの待つ・・・

いづれにしてもこの状態では滝壺から拝むことは無理だと悟る。

あとはここから遠望でも良いから見えることを祈る。

30分だけ待って見えなければ帰ろう・・・

・・・
 
嫁は寝てしもた。
 
山小屋で、ほぼ12時間も寝たのに・・・(´・ω・`)

30分経ったが見えない・・・

あと10分待とう・・・

見えない・・・

見えないあなた(百四丈滝)に
どんな思いで逢いに来たかを心の中で説明した・・・

・・・

あと15分で1時間だ・・・

『晴待ちですか?』

後ろから声が聞こえたのでツェルトをめくり
後ろを振り返ると先ほどの先輩だ。

先輩も天池まで行ったが強い雨と突風で諦めて帰ってきた。
我々がもしかしたらここにいるかもと来てくれたようだ。

『この天気では長居は禁物ですよ』とアドバイスをして
帰って行かれた。
 
ありがとうございました。m(__)m

時計を見るとあと2分で1時間、白い空間を見ながらカウントダウン。

今度こそもう終わりだ!

・・・3・2・1・0!!

ツェルトを剥がし立ち上がった!

(
o)・・・
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滝だ~! 百四丈滝だ~!!\(^o^)/

ありがたいことに見えました。
 
でも、もしかしたら座っていたことで目線が下がっていたのと、
どこに滝があるかもわからない白い空間を眺めていたので
実は前から見えていたのかもしれませんが
もうそんなことはどうでもいい!

逢えた~~~♪♪♪

・ 百四丈滝
イメージ 6

¦ 滝の評価     3 (5段階評価)遠望なので
¦ 高さ       90
¦ 片道時間  300分?
¦ 危険度      3
¦ 自然度      4

何枚か写真を撮ったらまた目の前は白一色になった。
 
『お前らの技量じゃまだ滝壺までは無理だぞ』と
言われたんでしょうね。

なんだかんだゆうて満足な気持ちを胸に
これからも日々精進して技量をあげなきゃあかんと思いました。

『今度は滝つぼで逢いにきまーーす!!』と大声で挨拶して帰路へ♪


<追記>
2016
8月にリベンジしてきました。
白山市 百四丈滝に逢いたい!リベンジ編 上巻

 
― おしまい ―