気象庁が生物季節観測の一環として発表している「2012年のさくらの開花(2012年5月1日17時30分現在)」によりますと、4月29日青森県青森市、ついで5月1日に札幌市でさくらの開花が観測されたとのこと。本州側の青森市は昨年より4日遅れ(平年日より5日遅れ)となりましたが、北海道側の札幌市は昨年より6日早く(平年日より2日早い)結果に。
しかも函館市を飛び越えての開花宣言は、札幌と旭川でさくらの開花が最早だった2008年以来です。2008年の道内でのさくらの開花は、札幌で4月21日・函館で4月22日・旭川で4/23・室蘭で4/25・帯広で4/26という順番でした。
その原因について毎日新聞はこう報じています:
日本海側から暖気が流れ込み、道内は1日、各地で気温が上昇。山地から乾いた風が吹き降りるフェーン現象も重なり、夏日となる地域が相次いだ。
たしかにここ最近は北海道の一部地域は異常に気温が高かったですから。過去1週間のアメダスのデータを見てみましょう。

2012年4月25日
2012年4月26日
2012年4月27日
2012年4月28日
2012年4月29日
2012年4月30日
2012年5月1日さらに北海道西部に注目してみますと・・・

2012年4月27日北海道西部
2012年4月28日北海道西部
2012年4月29日北海道西部
2012年4月30日北海道西部
2012年5月1日北海道西部こうやってみますと、次に開花発表されるのは函館よりも旭川かなという気もしてきます。
ただ気象庁発表ではないにしても、5月1日午前松前郡松前町でも独自に開花宣言(桜前線本道上陸標準木にて)をしています。
札幌の桜は5月1日午後に一気に開花が進んだようですし、しばらくは天気が下り坂になる見通しなので、次は2008年の順序どおり函館でしょうか。五稜郭タワーイメージキャラクターGO太くんの公式ブログによると、ピンク色のつぼみということなのですが。
弘前公園 桜状況 2012年5月1日
青森県弘前市の満開の桜を見ながら、今後の桜前線の予報について、まずは気象庁と台風の上陸の定義をめぐってバトルするなど、気象予報業界の暴れん坊ウェザーニューズ社のさくら情報から見てみましょう。
GWは東北北部でお花見シーズン
青森の弘前公園もそろそろ見ごろに。いよいよ桜の開花前線は津軽海峡を越え、北海道へと到達しそうです。札幌市付近ではゴールデンウィーク後半の開花となる予想。この春、まだまだ桜を楽しみたいという方は、北への遠出はいかがでしょうか。
先週発表の第8回桜開花予想の図とまったく変わっていませんね。

札幌市北海道神宮の開花予想は5月5日、満開予想は5月9日以降。

函館市五稜郭公園の開花予想は5月8日、満開予想は5月12日以降。にもかかわらず函館は5月5日までに一輪開花するという黄色のエリアに入っているんだよな。


旭川市の開花予想は5月9日、満開予想は5月14日以降。
つづいてウェザーマップ『さくら開花予想2012』。
ひとくち解説【4月27日更新】
今年の桜前線はついに東北北部まで北上し、4月24日には秋田や盛岡から開花の発表がありました。
4月に入ってからは、ようやく北日本でも春本番の陽気となり、平年より遅いペースではありますが、春の前線は着実に北へ向かっています。
この先5月の上旬にかけて、気温は全国的に平年より高く経過する見込みで、特に北日本では平年を大きく上回るような暖かい日もありそうです。
そのため、桜前線は、ゴールに向けてラストスパートの段階に入り、5月のはじめには津軽海峡を超える見込みです。
4月20日発表と比べると、5月5日の開花ラインに室蘭や帯広を含めるなど、過去10日間の気温上昇を意識するかのような図になっています。
函館市の開花予想は5月1日・満開予想は5月5日、札幌市の満開予想は5月7日、旭川市の開花予想は5月4日・満開予想は5月7日、帯広市と室蘭市の開花予想は5月5日と、ウェザーニュースの予想と比べるとかなり早い開花予想を打ち出しています。ただ道内でも気温が高めだった、オホーツク海沿岸の網走に関しては5月13日の開花予想ということで、昨年より3日早いながらも、平年日5月11日より遅れる予想になっています。
なお桜情報 - 開花予想 - 日本気象協会 tenki.jpはまだ4月25日発表のままで更新されておりませんので、この記事を近日アップデートすることにします。
とりあえずは2012年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想、民間気象会社3社どこが的中するの?その6の記事どおり、桜前線が5月に北海道に上陸することを的中させた3社ですが、北海道内を進む予想は各社ばらばらとなっているのが面白いところです。
ただし、気象庁が桜(ソメイヨシノ)の開花発表しているのは函館・室蘭・札幌のため、それに準じた形になっているウェザーマップと日本気象協会に対し、ウェザーニュースは特に桜の種類を明示しているわけではないことをお断りしておきますが。
ところで前回書き忘れたのですが、北海道からたくさんのエゾヤマザクラなどの樹が持ち込まれたモスクワの開花情報が、在ロシア日本大使館(ただしロシア語ページのみ)を通じて4月下旬より発表されているそうです。
В МОСКВЕ СКОРО ЗАЦВЕТЕТ САКУРА(モスクワの桜はまもなく)
モスクワ日本庭園(4月27日)の桜4月26日の在モスクワ日本大使館発表によりますと、ロシア科学アカデミー植物園内の日本庭園(1987年オープン)は4月27日現在ピンクのつぼみ(写真あり)で、開花予想は4月28日、日本庭園側の予想では3日ほどで満開になるとか書いてありますが、今のところページが更新されている様子はありません。こちらについても情報があれば、追ってお知らせしたいと思います。
【2012.5/3 10:32更新】いつの間にか更新されていた桜情報 - 開花予想 - 日本気象協会 tenki.jp(5月2日発表)分を追加しておきます。
概況
季節の歩みが遅れていた北海道ですが、5月1日までの10日間の平均気温は太平洋側で平年より2度前後、日本海側やオホーツク海側は平年より3度から8度も高くなり、桜前線も5月1日に松前に上陸した後は急速に北上中です。札幌や旭川では大型連休後半には満開となるでしょう。太平洋側の桜の開花は平年より2日前後遅い所が多く、今年の桜前線の終着は5月18日の釧路となる見込みです。
本文
2012年の4月下旬の気温は、全国的に平年よりかなり高くなりました。北海道の気温は5月上旬も平年より高く、中旬は平年並みでしょう。北海道は今年3月から4月中旬の気温は平年より低くなりましたが、その後は暖かい日が多くなり桜(ソメイヨシノほか)の花芽の生長は順調に進んでいると考えられます。このため、2012年の北海道の桜の開花日と満開日は、概ね平年並みでしょう。
5月2日までに日本気象協会が記録している東北各地の桜名所はすべて満開となり、北海道について札幌市と松前町、旭川市と江差町で開花したとなっています。さらに前回発表より5月10日の開花予想ラインが、道北と道東地域を除くオホーツク海沿岸地域まで拡大されているのが特徴です。
以下、函館市の開花予想5月3日・満開予想5月6日、帯広市と倶知安町の開花予想5月6日・満開予想5月9日、網走市と留萌市の開花予想5月7日・満開予想5月10日、室蘭市の開花予想5月8日・満開予想5月13日、浦河町の開花予想5月8日・満開予想5月11日、そして稚内市の開花予想5月12日と続きます。





