京都村ダーチャバス 質志鍾乳洞と大原八景 with ネパール音楽 報告記
大原神社(おおばらじんじゃ)
安産と五穀豊穣の守り神、すがすがしいパワーを感じます。
大原神社絵馬殿
ネパールと京都の田園風景って、どこか似ているのだそうです。
この場所での太鼓やネパール音楽との雰囲気が実にいいですね。
安全な食料やおいしい水を生み出す里山。
澄んだ空気、太陽や風を感じる暮らし。
現代人が忘れてしまったコミュニティが残る集落。
そんな農村部は都市生活とは切っても切れない関係にある「いのちの里」です。
地域や事業の垣根を越え、みんなの力で農村地域の明日を支えるために立ち上げた「いのちの里京都村」は、新たな価値を創造するネットワークです。農村部が持っている資産を広く活かし、農村と都市が、新たな絆で結ばれ交流し、新たな価値やコミュニティを生み出していきます。
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京都村ダーチャBUS2号「質志鍾乳洞と大原八景 with ネパール音楽」
2013年9月8日(日)京都駅発着日帰りバスツアー
↑クリックするとパンフpdf
大原ではバスの到着を待ち構えてくださっていました。
京都駅から1時間半のところにある
京丹波町の天然記念物にも指定されている
「質志鍾乳洞(しずししょうにゅうどう)」
ちょうど雨も止んで、
無事に中に入ることが出来たのでひと安心。
さて、大原に大型バスがやってきました。
もともと大原分校(小学校)だった集会所では
地元の皆様が、「美味しい鹿ランチ」 を
たくさんのバリエーションで作ってくださっていました!
愛情いっぱいの手作りランチ
新鮮な地元の野菜もいっぱい
ご用意してくださっていました。
とても素朴で素敵な色使いですね。
ネパール鹿カレー
アチャール(じゃがいも)
アチャール(大根)
鹿ハムサラダ
猪と鹿の味噌漬けBBQ
アチャールとは、ネパール語でお漬物。ピクルスみたいな感じです。
鹿ハムにかかっている、ショウガとオリーブオイルとポン酢の
ソースがまた美味でした。
食後にネパールのお茶、チャイもいただきました。
ランチメニューは、鹿メニュー開発といえばこの方♪
愛deer料理教室代表の林 真理代表(右)
「鹿肉は優しく大事に扱うと美味しくなる」 とおっしゃって
いらしたお言葉が印象的でした。
こんな見事な「鹿の脚」
このツアーの主催者でもある
マタギの垣内さんが仕留めたものを
ソミュール液(塩やスパイス・調味料液)に
漬け込むこと2ヶ月間。
その間、毎日繊細なチェックが必要で
とても手間のかかる工程なのだそうです。
のち、塩抜きして、1日燻製して出来上がる
それはそれは、お見事な「鹿の生ハム」
豚の生ハムのような固い塊肉を削るのとは違って
肉がとても柔らかいので、薄くカットするのが難しい。
なかなか地道なご苦労をしてくださっているのは
宝塚でウィスキー原酒バーをやっていらっしゃるという
The Lord's Lounge の望月さん
シカの生ハムにウィスキー・・・間違いないですネ!
鹿肉 は、鉄、ミネラル、ビタミン、タンパク質が豊富で
脂が少なく、低カロリー
自然の中で駆け回っている野生のシカなので、
少量摂取で自然に身体につくそうです。
たくさん召し上がることの出来なくなった
ご高齢の方にも少しで健康になっていただける食材です。
シシ肉(猪イノシシ) とも味くらべ
ネパールカレーは、演奏者でもあるラムさんが
昨日から大原入りして作ってくださったもの。
鹿肉は3時間煮込んで、とても柔らかい。
実は、昨年、ラムさんのご自宅にお邪魔して
このツアーのための「鹿肉カレー試食会」もやっております。
京都のラムさんちの
鹿肉カレー&京都村ダーチャバスツアー打ち合わせの模様は
こちらをクリック → ☆☆☆
テーブルを飾ってくださった山椒の実
おいておくと赤色になるんですって
さて、食後は、お日様も顏をだし
宮司さんのお話が、あまりにもお上手で
びっくりです。
大原の産屋(おおばらのうぶや)
こんな産屋で出産をしたという、日本の産育習俗のお話も
とても興味深いものでした。
入口のカマは、へその緒を切るためではなくて(笑)
昔、お蚕さんをたくさん飼っていたというお屋敷の
縁側からのお庭もとてもきれいで
囲炉裏で地鶏や魚を焼いて食べることも
宿泊も出来るそうです。
「龍の髭」
鹿肉ソーセージや
ほかほかの鹿肉まんも美味しかったです!
絵馬殿での瑞穂鼓太鼓。迫力満点!
太鼓からネパール音楽
ラムさんの演奏とのギャップがまたいい。
そして、いい男だ♪
「うぶやの酒」 もお神酒としてふるまわれ
大原伝統音楽との競演は素晴らしいものでした。
大原神社の絵馬殿でタイムスリップした
今回のツアーはいかがでしたでしょうか?
アスリートやダイエット中の方におススメのみならず
体力の落ちた時に野生のものを食べると
とても身体が熱くなり、チカラがつきます。
とても鉄分が多いので、先ほどの鹿の生ハムをカットしていた
包丁は、昨日、念入りに研いできましたが
すぐに錆びてしまいました。
それだけ、鉄分が多いということなのです。
パワードリンクとして、シカのエキスや生血を
売ったらいいねなんて、話してました。
狩猟免許に、銃猟試験、なわ猟試験、網漁試験があることも
今回初めて知りましたが
「漁師の学校」
←ぜひともクリック!
鳥獣問題の取組から、過疎化から地域を守る活動をする
「京丹波自然工房」 さんの発展を心より祈ります。
昨年は、私も添乗員として
前日から京都入りしておりましたが、大型台風接近のため、
安全を考慮して、前日夕方にツアー中止を皆様にご連絡した
悲しい想い出がございました。
40名様以上の、お申込みをいただいた皆様に
ご返金のお手続きをさせていただき
次回もぜひとの励ましのお言葉に通りに
また、今年、うち10数名様は、昨年のリピーターの皆様でした。
大変ありがたいことでございます。
今回もお天気を案じておりましたが、無事つつがなく
ツアーが出来ましたこと、ほっとしました。
ご尽力された地元のみなみなさま
ありがとうございました。本当にお疲れ様でございました。
「地域資源 x 企業視点」
Local Resource Expo の模様はこちらから → ☆☆☆
鹿肉試食会 @市ヶ谷コルンボード の模様はこちらから → ☆☆☆
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