ケニアの乗りもの、マタツ | GREEN IS SEXY !!!

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ナイロビの道路はものすごい渋滞です。特に朝と夕方の通勤と帰宅時間。すいてれば5分もかからない道が、30分以上かかります。とにかく、ぜんぜん前に進みません。


最初、それは、マタツのせいだ、とみんな(ナイロビ在住の日本人)が言うので、そうなんだ、と思っていました。マタツとは、小型乗り合いバスで、お客さんが多く乗った分それだけ稼ぎが取れるので、とにかく客引きが激しい乗り物です。他の車でなくて自分の車に乗ってもらうために、あれこれ趣向を凝らして目立とうとします。運転手と客引き(言ってみればセールス。勧誘係。)はイケメンをそろえる。クラクションの音やタイヤにこだわって目立つものを装備する。社内の音楽、っていうか外までガンガンもれて聞こえてくる音楽にもこだわりがあり、あっちはヒップホップ、こっちはレゲエ、など。今は規制されてしまいましたが、昔は車体もいろんな目立つデザインにして、ピンクとか黄色とか蛍光グリーンとかで、凝った絵や文字が描いてあったりだったそうです。(今はほとんど白かシルバーの車体の色そのまま)。


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http://lostwhitekenyan.blogspot.com/2009/09/art-of-matatu-driving-part-i.html


そんなマタツに一目ぼれして、マタツオーナーになり、ナイロビの路線をぶいぶい言わせ、その路線で人気ナンバーワンになった日本人女性がいます。


まきさんという、マサイの男性とご結婚された、とてもパワフルなかたです。


話がそれましたが、マタツの客引き係は、走っているワゴンのスライドドアをあけて、車体から体を乗り出して、道を歩いてる人に向かって口笛を吹いたり、「○○行きだよ~、乗ってかない~??」と叫びます。それも、かなりのスピードで、その状態で街中を疾走しています。


で、お客さんが乗りそうだったら、停留所だろうが、道の真ん中だろうが、反対車線だろうが(それは言い過ぎだけどやりかねない)、おかまいなく、いきなり車を止めてお客さんを乗せます。マタツ停留所もありますが、それ以外のところで乗せるし、降ろします。稼ぎを多く取る為になんでもアリです。


いままでは、そういう運転マナーがわるいマタツが、どこでも車を止めたり、道路の真ん中を走ったりしてきちんとした車の通行を邪魔するから、渋滞になるんだと思っていました。


でも、今日門番さんとお話していて、そうじゃない考え方の人もいることがわかりました。


マタツは10人乗りに15人くらい、ぎゅうぎゅうづめで乗ってる。ドアからぶら下がって乗ってる人もいる。けれど、お金持ちのひとはいい車に1人か2人だけで乗ってる。これは不平等だ。自分が道路のほとんどのスペースを取って、渋滞でなかなか家にたどり着かないと怒っているのは勝手すぎる。狭い車内で、命がけで(マタツはよく事故ります。しかもかなりひどい事故。)マタツに乗ってる人の気持ちをわかっていない。


しかも、マタツに乗れない人は家まで歩いて帰っているのを、お金持ちの人は見ようともしない。道路のわき道を見れば、夕方疲れ切った顔で歩いてる人がたくさんいる。その人は、1日100円くらいの稼ぎのために遠くから市内に出てきて、日中キツイ肉体労働や炎天下でモノを売ったりして疲れきり、でも交通費を払う余分なお金なんかないから毎日疲れた体を引きずって歩いて帰ってる。その人たちの気持ちを少しでも考えたことがあるか。


こう言われて、私、今まで何も見えてなかったなぁと後悔しました。


大都市交通網計画で、単純に、公共交通機関を作ったり、道路を増やして交通の流れを良くすれば渋滞は緩和されるし、排気ガスによる温暖化ガス排出量も減るはず、なんて考えていましたが、現状のことがわかっていなかたです。車に乗ってる人はどういう人で、バス・マタツに乗ってる人はどういう層の人で、しかも歩いてる人もいる、ってことは考えたことなかったです。その街の人のために作る道路だから、より多くの人が恩恵を受けることが出来る道路づくりを考えなきゃ、と思いました。



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