・「おやつの時間」
エコルでは、夏期講習でも平常授業でも
「しつけ」と「集団行動」の一環として
「おやつの時間」を設けています。
これが、ペーパーの時間に勝るとも劣らない
とても密度の濃い体験の場になるのです。
ちょっと内容をご紹介しますと・・
①お当番さん決め（みんなで相談）
②お机の配置決め（みんなで相談）・設置（みんなで協力）
③お机の雑巾がけ・雑巾干し（お当番さんの係）
④各人の座席決め（みんなで相談）
⑤持ち寄ったおやつ分け（みんなで大変なご相談）
⑥「いただきます」・「ごちそうさま」（お当番さんの係）
⑦お片づけ（みんなで協力）
どれもこれも
みんなで相談しなければならず
最初はとっても大変。
お当番さんに立候補するにも勇気がいります。
どのお机をどの向きにくっつけるか・・
誰がどこに座るのか・・
みんなで考えなくてはなりません。
やっと座って
今度はお母さまが用意してくださったおやつを
みんなで分け合います。
「本当は、こっちが欲しいけど、
他のお友達も欲しがっているし、どうしよう・・」
「本当は、これが食べたいけど、
みんなに分けるには足りないし、どうしよう・・」
「本当は、こっちの大きい方が食べたいけど、
お友達に小さい方あげるのでいいかな、どうしよう・・」
「どうしよう・・」だらけで、最初は大変です。
やっと、「いただきます」をしても、
目の前のおやつに夢中で、
みんなでお話するなんてとんでもない。
でも、夏期講習の二日目、
ものすごく美しい光景に出会いました。
お当番さんの指示のもと、
てきぱきと必要なお机を並べる係と
イスを置く係に分かれ、
お当番さんが、お机を雑巾がけをしている間に
しっかり座席決めをし、
自分のおやつと飲み物を用意。
あっという間に協力しておやつが分けられました。
そして・・・
黒板に貼られた、自分達の力作を話題に
みんなのお話に花が咲きました。
大人は、入っては申し訳ないような世界。
思わずカメラを出してしまいました。
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