小麦の価格と環境問題 | エコロじいさんブログ
2008-02-16 09:11:06

小麦の価格と環境問題

テーマ:地球環境問題
麦

Q.小麦の価格が40パーセントも上がってしまったのは、温暖化と関係があるの?
A.大いに関係がある。


昨年の秋に10パーセント、今年に入って30パーセント、あわせて40パーセントも輸入小麦の価格が上がってしまった。ここまで上がると、みんなの大好きなパンも、ラーメンも、ケーキも、お父さんの大好きなビールも、もうほとんどの食料が大幅に値上げされるだろう。食料の大部分を輸入にたよっている日本では、その影響はすごく大きいんだね。

小麦はトウモロコシなどとともに、石油に替わるバイオ燃料として注目を浴びたとたんに投機が殺到し、高騰(こうとう)してしまったんだ。そして干ばつによる不作がこれに追い打ちをかけたんだね。これはもろに温暖化の影響と言えるだろう。いま起こっている小麦価格高騰は構造的(こうぞうてき)なものなので、この先さらに上がり、下がる可能性は少ない、と専門家は指摘している。今はまだ、値上げで済んでいるけれど、これから先、輸入量が制限され小麦が少なくなってしまったら事態はもっと深刻になる。


燃料も食料も生活全体を海外からの輸入にたよる日本。
食糧は自給率40パーセント以下、つまり全食料の60パーセント以上が輸入といわれている。つまり日本人は国産の食料だけではとても足りないんだね。
最近の中国の毒入りギョーザ事件も、このように安く大量に輸入しなければならない日本の食糧事情が生んだ象徴的(しょうちょうてき)な事件といえるんだ。

日本はまだ、ヨーロッパの異常気象のような直接的な温暖化の影響は少ないけれど、まずは、食糧高騰というかたちで温暖化の影響を受け始めたともいえるね。


PHOTO:大東正巳


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