新物件事例「N邸@清澄白河」が登場!!
こんにちわokanoです。
物件事例にokanoが設計を担当した「N様邸@清澄白河」が登場しました!
http://www.ecodeco.biz/voice/voice41.html
ご夫婦で登山がご趣味だったN様邸にはそのアイテムをディスプレイを兼ねて
収納できるエントランスをご提案。
玄関を単なる出入りの場ではなく、もう一つの役割を与えて「ガレージ」という
テーマでN様のライフスタイルを象徴する空間にしたのです。
そして、ボルタリングの壁も作り、趣味の空間となりました!
ぜひぜひご覧ください~!!
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そんな訳で、事例には載っていない裏情報を!
【物件を読むコツ教えます】シリーズの番外編を書きたいと思います。
N様邸の特徴はエントランスの「ガレージ」の他にすごく大きなキッチンがあります。
天板をモルタル、キャビネットをウォルナット色にして室内の雰囲気を印象づけ、
ワークデスクと一体になったキッチンはご夫婦のコミュニケーションの場となってます。
では、このキッチンを計画する上で設備がどうだったかといいますと、、、
現地確認した際には壁に向かって設置されたキッチンでした。
排水はその奥の壁を貫通して室外に設けられたPSへ。
既存図面の緑の矢印が排気ルートだったのですが、ベランダを確認すると
その出口が確認できました。
以前のブログ(vol4、vol5)で書きましたが、キッチンの計画をする際に
重要なのは排水と排気のルートをちゃんと計画すること。
キッチンのレイアウト変更するためには、これが重要です。

解体したらいろいろな配管が出てきました。
これを管から新設して長く愛用できるキッチンとします。

【計画図】
新たなキッチンは壁に向いていたキッチンを2列型の大型キッチンに変更!
このプランのために、排水と排気のルートを再計画しました。

【排水ルート】
排水の水勾配を確保するため、排水管は壁の中に設置する計画としました。
(これによって壁面に堀込みの棚が設けられたのです)

【排気のルート】
レンジフードの排気ルートは邪魔にならないよう壁に沿って
もともとの出口へ接続。

出口は変えられないので、レンジフードの位置が遠くなるとダクトも
その分長くなります。
これを読んだ後に物件事例を見るとまた違った視点で楽しめると思います!
皆さんもマニアックになっていきましょう♪
okano
過去の【物件を読むコツ教えます】シリーズも是非
vol.1、vol.2、vol.3、vol.4、vol.5、vol.6、vol.7
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