菜園でリアルなゲームって何?と思われる方は多いでしょうね。
私がやってるのは、菜園収支の記録をつけることです。
菜園収支の記録をつけるってじゃあ何?と思われる方は多いでしょうね。
私がベランダ菜園をやっているのは、野菜たちを育てること、新鮮な野菜を美味しく食べるのが大好きなことが一番の理由です。
それにさらに張り合いを持たせるのが、今年から始めた菜園収支の記録です。
それまでも、野菜がたくさん取れた時には、「ああ、これだと店で買うと○円したし、店のは農薬かかっていて化学肥料使っているし鮮度もよくないから美味しくないし身体にも良くない。得したなあ~」としょっちゅう母と会話してました。
それを、今年はさらに推し進め、種代や苗代、土の代金、鉢やプランターの代金などかかった経費を記録して、日々何個、あるいはおかず何回分の野菜たちが収穫できたかも大体記録して、シーズン終わりに合計を出すようにするノートを作りました。
土作りのやり方、追肥した日、今年の天候の様子など農作業の記録も簡単に記録します。来年以降の参考にするためです。
すると、ベランダ菜園にゲーム性が発生します。
ゲームは得点が出るのが面白い部分がありますよね。
それを自分で得点をつけてみるのが、記録の目的です。
そうするとゲームの攻略法が見えて来ます。
例えば苗より種を買った方が圧倒的に経費がかからないことにすぐ気がつきます。
種も在来種を安売りしているところから取り寄せて、費用を抑えます。
また、シソなどは種はこぼれ種を利用したりすると費用は0円で済みます。
こぼれ種とは、シソで説明すると、シソはこれから穂が出てきて小さな花が咲き種をつけます。
それをそのまま放っておくと辺りに種が勝手にこぼれて来年また同じような場所に新しい芽が出てきて勝手に苗になってくれます。
つまり、買わずに苗が自然にできて来るということです。
シソは、比較的手間がかからずたくさん収穫できて、しかもお店に行くと農薬まみれのものが10枚100円くらいで売られる有り様なので、ぜひ作るのをお勧めします。
ビタミンやミネラルも多く含みますし、冷奴や肉や野菜を巻くのに使うとぐっと食卓が豪華になります。
さらに、今年我が家はキュウリの種取りにも挑戦することにしました。
うちで使っている品種シャキットのキュウリの種を買おうとしたら、10粒で400円以上したのがきっかけです。とりあえずキュウリは黄色くなるまで大きくするものを一本作り、詳しい種の取り方はまた図書館の本で調べることにしました。
うちで一番お金をかけるのは土作りの材料です。
私は安い土を生協でまとめ買いして、土に混ぜるボカシなどにお金をかけてます。
土が良くないと味もよくないし、病気などにもかかりやすいです。
また、これは誰にでも勧められることではないのですが、水に油粕を入れて1ヶ月ほど発酵させた油粕液肥を今年は使ってます。
この油粕液肥は、安く上がりますし、効果もすぐ出ますが、匂いが普通の方の感覚ではちょっと耐えられない匂いなので、無理には勧めないのです。
ただ、本当にお金がなくて肥料どうしよう、というときの選択肢に覚えておくといいかな、と思うので紹介しておきます。
わりとお勧めできるのは米ぬかを肥料に使うこと。
これもお金がかかりません。
菜園収支、そこまで詳しくやりたくない方でも、取れた野菜の値段をお店と比較するのは楽しいミニゲームです。
そして自分で作った新鮮で安全な野菜というのはそれこそプライスレスな値打ちがあります。
元々菜園というのは、本当に節約になり、健康な食生活を送れるし、楽しいし、よい趣味です。
上手くやれれば、本当にスーパーなどで野菜を買わずに美味しくて身体にいい野菜を食べられ、生活の質が上がります。
野菜嫌いだったお子さんが野菜がどうできるかを知り、なっているものを収穫させてあげたら、野菜を食べるようになる可能性もあったりします。
そして、皆さんご存知だとは思いますが、来年から消費税が上がって来ます。
楽しく知恵を使ってゲーム感覚で新しい時代を乗り切るために、今回の話が役に立てば幸いです。
ここまでつたないブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本当に感謝です。