『彗星』という艦上爆撃機（急降下爆撃機）をご存知でしょうか。
日本海軍航空技術廠（こうくうぎじゅつしょう）が開発して、愛知航空機が生産したものですが、零戦以上のスピード（もちろん爆弾を捨てればの話ですし零戦そのものが遅いのですが）がでるという、高性能急降下爆撃機でした。
エンジンが水冷のドイツのダイムラーベンツDB601を日本でライセンス生産した熱田エンジンです。
この手の込んだエンジンと機体設計から稼働率が低く、稼働率をあげるためにのちにエンジンを空冷化したタイプもありました。
戦争は技術オリンピックではないといわれていて、動かなければいくら高性能でも威力を発揮できないですね。
もっとも戦局の悪化からどんな機体を持ってきても、活躍はできなかったと思われますが。
女の子が持っているのはデフォルメ彗星艦爆です。本当はもっとスマートです。
