ブログもなれると結構早くなるもので第三弾。今回はヒメツメガエルです。熱帯魚じゃないですが。
- 本種について
解剖実験でおなじみのツメガエルの仲間で大きさは足を伸ばしても5.6㎝程の小型のカエルです。体は平べったく同じくらいの大きさのアマガエルと比べてもかなり小さく感じます。顔つきもカエルというよりは魚っぽいです。完全水棲のカエルで陸上では基本飼えません。ただ種類によっては陸上モードという形態があるとかないとか。生き餌として大量に養殖されており入手は容易…でしたがここ最近はかなり入荷が減っているらしいとのこと。品種改良も進みリューシの個体も結構出回っています。価格は400円から600円ぐらいのところが多いですね。スネールを喰うらしいですが食べてる資料を見たことがないです。誰かください。
- 我が家では
2022年1月12日にまっかちんさんより通販でノーマルとリューシを一匹ずつ購入。その後10月にリューシの個体が水カビで死亡し現在に至ります。阿保面でのんびりとした動きが可愛らしく個人的にかなりお気に入りの種類です。
- 飼育難易度、混泳
非常に簡単で熱帯魚と同じ感覚で飼育が可能です。当たり前ですが肺呼吸なので息継ぎはできるようにしてあげてください。カエルの仲間に関しては珍しく生き餌以外でもなんでも食べてくれます。とにかく目の前の物に手当たり次第にかぶりつくといった感じで自分の口に入らない餌も無理やり食おうとします。こんな喰い方な上にどんくさいため普通にあげるとタンクメイトに根こそぎ奪われます。ピンセットやスポイトで直接あげるといいと思います。混泳ですが上、中層を泳ぐ魚とは問題なく暮らせます。底物に関してはとりあえず動くものはすべて餌と考えているため噛みつきの被害にあうことを念頭に置いてください。ただロリカリアやプレコは噛みつきに全く動じずコリドラスやハゼは素早く回避してくれるのでよほど動きが鈍く鎧もない魚(カレイとか)出ない限りは大丈夫かと思います。あと蝦は結構な大きさの個体でもバックリいかれるので注意が必要です。病気は水カビ病のほか両生類特有の病としてレッドレッグと風船病があります。(詳しくはググってね)前者は水質の悪化、後者は遺伝子疾患など様々な原因があります。どっちにしろかかるとジ、エンドとなることが多いので気を付けましょう。
- まとめ
コミカルな動きがとても可愛らしい生体です。魚と混泳できる数少ない両生類なので水槽のワンポイントに導入してみてはいかがでしょうか。