諏訪大社 上社巡り①
~『守矢史料館』
田植えを無事に終えて、
私たち夫婦は帰路の途中、
諏訪大社は、これまでで四宮すべて回ったので、
今年は『守矢史料館』へ行ってみよう
ということで、行って来ました。
神長官守矢家
古代から明治時代の初めまで、諏訪上社の神長官という役職を勤めてきた家である。
大祝諏方(おおほうりすわ)氏は、現人神(生き神)であり
実際に神事を取り仕切っていたのは、
神長官をはじめとする五官祝である・・・
『守矢史料館』パンフレットより
史料館は、
閉館時間もせまって、ラッキーにも他に人がいなかったことから、
職員の方に色々と貴重なお話を聞かせていただくことができました。
私の稚拙な質問にも、丁寧におこたえいただき感謝します。
古くは、このように サナギと呼ばれる鈴で、
本当に、神を 鈴を鳴らして お呼びし、降霊いただて、
政治のアドバイスなどを直々にたまわったり、
祈祷殿で、一心に祈祷したりしながら、政治まつりごとを取り決めていたそうです。
神様への捧げ物の剥製や、
神と人が肉や魚などご馳走を並べ賑やかにお祭りしたころの、
お料理のレプリカもあって、ビックリしました!
本当に、神様の声が国を治めていたということが、
肌で分かりました。
諏訪の神社の4本柱の意味については、
諸説あり、 荒神であるから、ここから出ないように、
結界を張っているという意味や、、、、
あとは忘れました。
気になる 守矢家の家紋の丸十字ですが、
ご案内して下さった方、この質問だけは、ちょっと引き気味で、
『外国の方など、色々な人が熱心に調べにいらして、
キリストがどうのとか言いますが、宗教に関わることですので、
安易に、言うことはできませんし、色々なことをネットなどで
膨大な勝手な研究を発表されてしまう(困る)んですよ。
とおっしゃっていました。
帰りがけ
「パワースポットですので、お参りしていって下さいね。
いいことがあると、みなさんおっしゃいますので(^^)」
と、お優しい方。本当にありがとうございました。
ミシャクジ神
お社 が並んでおり、 本当に、このお山のエネルギーと、
太陽光が 神そのものであると感じられます。
祈祷殿
ここで、武田信玄の時代には、
神長官がこもって、戦の勝利も祈祷したと思うと、
なんとも、畏れ多いことと感じました。
続く