僕は高校2年の時から学校に行かなくなりました。
理由は、いじめられていたからでもなければ
好きな女の子にフラれたからでもなく
単純に1年から2年に上がる時クラス替えがあって
仲の良かった友達と誰一人一緒のクラスになれず
進学クラスに入れられたことが嫌になったという、ただのわがままちゃんでした。
半年学校に行かない時期が続いて、その間は親とめちゃくちゃケンカしたり
話しても分かってもらえないと口もきかなくなり
学校に行かない自分は将来ダメなんだと自己嫌悪になっていました。
わがままで学校に行っていない自分が悪いんだろと突っ込まれそうですが
当時の自分は毎朝起きるのが辛かったです。（言い訳かもしれませんが）
家にいる間、最初の頃は一日中ゲームしたり
大好きなメジャーリーグを見たり、グータラな生活を送っていました。
でもとある日に突然アメリカに行きたいという願望が芽生え
中学で30点40点しか英語のテスト取ったことがなかったのですが
アマゾンで参考書を買い漁り、基礎から勉強し始めました。
授業で文法やら単語を習ってた時は、全然意味が理解できなかったんだけど
自分で一から独学で勉強してみると、「なんだ、こんな簡単だったのか！！」と
そこから勉強するのが楽しくなりました。
さらに、ネットで自己啓発の書籍や商材を買って自分なりに勉強し始めました。
（朝、新聞配達をしていたのでお小遣いは自分で稼いでいました）
今思えば、学校に行ってないんだから自分で生きていく力をつけなきゃときっと思ったんだと思います。
結局、7ヶ月不登校になった後、通信制の学校に転校させてもらい無事高校までは卒業し
念願のアメリカ留学を果たすことができました。（親にめちゃくちゃ感謝です。。。）
過去の不登校だったネガティブな経験も今では笑って誰にでも話すことができますし
そこから学んだことや得たこともあります。
人生で何かをやめるということは、何かを得るということ。
逆も然りで、何かを得るということは、何かをやめるもしくは失うということ。
僕らが生きているこの世界は、コインの裏表が必ずあるように
どちらか一方だけ存在するってのは絶対にあり得なくて
必ずプラスもマイナスも、ポジティブもネガティブも存在しています。
ポジティブだけが欲しいとか
ネガティブなことしか起こってないと感じる（勘違い）人は
ただ単に見えていないだけだったり、
臭い物に蓋をするように見たくないだけだったり
見方がどちらかに偏っているだけ。
僕は、「学校に行く」ということやめたので
「自分で学ぶ意欲・時間」を手に入れました。
もちろん不登校で悩んでた時はそんなこと1ミリも考えてなかったし、そう思うこともできてなかったです。
解釈は後付けで自分の都合の良いように考えているだけではと思われるかもしれませんが、別にそれで良いです。
過去を美化するだけの勘違いと思われるかもしれないけど
今振り返った時に、学校に行かなくなったことによって
より自分の力で生きてかなきゃと思うことができたし
学校の授業からではなく、書籍や、自分が理想とする夢を先に叶えている人に会いに行こう
その人から学んでみようと思えることができたんだと思えます。
だから、もし現在進行形で学校に行かない・行けないことで悩んでいる人や、
学校に行けないお子さんで悩んでいる方がいれば、絶対に大丈夫だと伝えたい。
自分の社会に対する見方や、お子さんに対する見方が変われば
選択肢も可能性も無限にあるということにまずは気づいて信じましょう。
日本からみたら太平洋は東海岸ですが
アメリカからだと西海岸。
見方と環境を変えれば世界が変わる。
みなさん楽しい3連休をお過ごしください。
Yuta
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