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10月 市ヶ谷教室 茶道稽古

 

 「こぼれ萩」


月には

やはり萩が無いと

少し物足りないですね


 

 季節のお話は「三夕の和歌」


詳しくは↓コチラをご覧ください



 

 三夕の和歌が茶道にとって重要なのは

武野紹鴎が 侘びの心 として

選んだ和歌が含まれているからです

 

 

 見渡せば 花も紅葉も なかりけり

  浦の苫屋の 秋の夕暮れ


藤原定家

 

 

この歌の重要なところは

今 目の前は肌寒い海辺の景色だけれど

かつての

艶やかな紅葉 や 満開の桜を

思い出しているということ

 

 


秋の夕暮れが

しみじみと感じられ


華やかな季節へ

期待を膨らませるのは


季節が巡り

変化しているから


 

日本人は古代から

そのような

取り留めもないものを

繊細に掬い上げてきました


その美の結晶が和歌です

 


高価な輸入品ばかりで行っていた茶の湯から

紹鴎は初めて

床の間に和歌の色紙を掛け


左右対称で完全な道具をあえて壊しました




欠けた姿から

完璧に美しい姿を想像する方が

趣があると思ったのかもしれません



 

 その後

紹鴎の教えを受け継いだ

千利休は

高価な道具を愛でる事が

主であった茶の湯を

 

 

自らプロデュースして作らせた道具に

特別な想いや

お茶を差し上げる方にメッセージを込めて


対「お人」に昇華させ

現代の私達が行う茶の湯を完成させました


 

利休の侘びの歌は

まさにその心を伝えています

 

 

 花をのみ 待つらむ人に 山里の

  雪間の草の 春を見せばや


藤原家隆

 

 

 

◆ 常陸総社宮 園遊会茶会 ◆

 

灯火の中 雅楽と共に

一服していただく茶会です

 

 

【事前予約制・有料】

日 時:2023年11月5日(日) ・16時

 

場 所:#常陸総社宮 

@hitachisosya 

 

席 主:

 海老澤 紗衣香/宗香

 

定 員:20名(先着順)

 

参加費:

1名様2000円

※ご祈祷・薄茶・菓子代を含む

 

申込方法:

 

常陸総社宮までお電話ください

TEL:0299-22-2233

 

 

 

お問合せ先 :

 

常陸総社宮

TEL:0299-22-2233

 

 

 

 

 

≪茶花から日本を學ぶ★こちらから≫

 

 

 

【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】

 

花火「東京 市ヶ谷教室」オープン花火

NEW詳しくはコチラ

✴︎茶室にて炭火でのお稽古です

 

次回の稽古は

2023年11月12日(日)

・新嘗祭

・秋の和歌

・開炉

 

 

「茨城 笠間教室」

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次回の稽古は

2023年11月3日(金)

2023年11月4日(土)

・伊勢物語六十九段「狩の使」

・秋の和歌

・開炉

 

 

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