9月3日
東京中目黒のフレンチレストラン
CLAFTALE(クラフタル)にて
開催された茶の湯パーティー
に参加してまいりました




気軽な気持ちで茶の湯にふれていただきたい
という想いから
長谷川千佳先生が10年前から開催している
パーティー形式のお茶会です



茶事の流れをくんで
懐石になぞらえて作ったコース料理
をいただいた後
お抹茶をいただきます

掛物は
「一期一会」
料理とお酒とお客様と
この瞬間の出会いに感謝して
楽しんでいって下さいという
長谷川さんのメッセージ


出席者のかたから

長年仕事をしてきて様々な会合に出席してきたが
茶会は特別な気がする
茶の湯は歴史や工芸の集約であるから
単純に話が尽きないという事もあるが…

というお話をいただきました
茶の湯を介するとすぐに仲良くなれる
という実感が 私もあります
色々な分野に枝分かれしているからこそ
年齢や性別や好みを超えて
コミュニケーションが生まれます

そして同じ席中に入った全員で
その茶会の雰囲気を作り上げている
ことは確かです
大きすぎる茶会では難しいですが
「一体感」 で包み込まれる感覚に
特別な空気を感じられたのかも知れません

もてなす側もてなされる側
参加者全員で会をつくりあげることを
「一座建立」 と言います



お花は洋花がはいっていました
フレンチレストランの空間に溶け込んでいます





クラフタルはワインも揃っているお店で
それぞれの料理に合わせた
ワインを出してくださいます

同席したかたにワインのことも教えていただきました
料理とワインの相性をいう
「マリアージュ」 という言葉があり
ワインを料理の一部としてとらえ
・スパイスとして加える
・相反する味を楽しむ (塩辛い+甘い など)
・相乗効果をもたらす (甘い+甘い など)
という楽しみ方があります
素晴らしいマリアージュに出会った時の
えも言われぬ幸福感は病みつきになるそうです

とっっっても興味を惹かれたのですが…
私はお酒に弱く沢山飲めないので
ご配慮いただきノンアルコールのドリンクを
用意してくださいました
そのドリンクがビックリマーク
ワインの様にまさにお料理の一部で
素晴らしかったのですキラキラ
ドリンクの概念を覆されました



メニューは懐石料理に添ってつくられています



懐石ではまず
飯物(ご飯)
汁物(味噌汁)
向付(刺身など)が載った
「折敷」が出されますが



クラフタル流にしますと



飯物の一文字を表現した
ライスサラダクローバー



「椀物」には
季節の野菜とハーブのギリシャ風
椀物は懐石のメイン料理ともいわれるので
純粋に「メイン」という概念を切り取って
できあがったとても華やかな一皿



そしてそこに添えられた飲み物が



青い花のお茶に
グレープフルーツ果汁が注がれると
鮮やかな青から紫へと変化
魔法の様でしたアップ



「焼物」は軍鶏手羽先のコンフィ



トウモロコシが添えられ甘いソース
相乗効果をねらって
ポートワインが用意されていました
私には蜂蜜入りの自家製トウキビ茶
トウモロコシのヒゲをあしらった装飾つき



「箸洗い」にスイカシャーベット




まるごと凍らせたスイカも見せてくださいました



シェフの演出でお料理がますます美味しくなります音譜



「八寸」では
亭主と客が杯を酌み交わすために
海と山のものの おつまみを用意します



こちらには出汁の様な風味があるワインが
合わせられたので
ブドウジュースに鰹出汁を入れました
とのこと!?
不安だったのですが
飲んでみるとお料理との相性が抜群で
とても美味しかったです



懐石では釜炊きのご飯の変化を
楽しんでいただけるように
3回に分けてご飯を出します

今回も ライスサラダ➡パン と続き
最後は おこわ でした



包んであった笹に合わせ
笹の風味付けをした飲み物


懐石最後の「湯桶」では
残しておいた米にお湯を注ぎ
お茶漬けのようにサラリと楽しみながら
使った食器をきれいにしてお返しします

今回はフレンチ茶漬けを用意してくださいました



もちろん先程のおこわを残しておいて加えます音譜



茶事では懐石の直後にお菓子が出て
そのあとに一旦お庭に出ていただき(中立ち)
お化粧直しなど休憩の時間を設け
その間に抹茶を点てる準備を整えます

お菓子はイチジクのミルフィーユ







ご亭主の長谷川さん自ら
お点前をしてくださいました



坐忘斎家元好み「和親棚」
シンプルで主張せず
洋風の空間に和の雰囲気を
さり気なく加えていました



お湯もお洒落なポットで



長谷川さんのお茶会は
沢山の現代作家さんの作品に出会えるのも
魅力のひとつです
既に付加されている価値のある道具ではなく
ご自分の足で作家さんの元に出向かれ
良いと思った作品で道具組をされています

主茶碗はガラス作家である
中西千人さん

次茶碗は笠間焼の
須藤訓史さん



私のもとにも笠間焼の
大野佳典さんのお茶碗を届けてくださいました



伝統的な作風の刷毛目茶碗も
花入れと同じ作家さんで
浅井竜介さんの作品です







茶事の形式をなぞることで
本来のかたちにも興味を持たれるかたが
いらっしゃいました
茶の湯に抵抗がある方も別の角度から
自然とお茶を楽しむことができる
素晴らしい会

全てのかたに満足していただきたい
というシェフの強い想いも感じ
学ばせていただく事が多く
お腹も心も大変充実したひと時となりました



 

 

 

 

 

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