監督:Paul Greengrass
出演: Tom Hanks、Barkhad Abdi、Barkhad Abdirahman、Faysal Ahmed、Mahat M. Ali
2013/アメリカ
★★★★☆
2009年、ソマリア沖。
食糧などの救援物資を積んでケニヤに向けて航行していた
アメリカの貨物船マークス・アラバマ号が海賊に襲撃される。
海賊の逃走用の救命ボートに1人乗り込んだフィリップス船長は人質となり。。
この実話を映画化した『Captain Phillips』を観に行ってきました。
日本でも『キャプテン・フィリップス』という邦題で公開されていますね。
いやー、フィリップス船長を演じたトム・ハンクスの演技がとにかく素晴らしかったです!
確実にノミネートされるのではないでしょうか、アカデミー賞。
海賊に船を乗っ取られ、
武装した相手に丸腰で立ち向かわざるを得ない船長はじめ乗組員たち。
なんとかして海賊たちを刺激せずに会話の主導権を握ろうとする船長の
緊迫感がビシビシ伝わって来ます。
その後、救命ボートの狭い船内で
人質になった船長と4人の海賊たちとの
息詰まるやり取りが繰り広げられるわけですよ。
暑いわ、空気は薄いわ、水も食料もないわ、苛立った海賊たちは凶暴化するわ。。
絶望と船長として(あるいは人間として)の尊厳ある態度との間で
揺れ動く様の真に迫っていたことといったら!
そうこうしている間にアメリカ海軍による大規模な救出作戦が展開されて。。
映画全体として観ると、
アメリカ=善、ソマリア海賊=悪
といった単純な構図がなんだかなぁ、という感じですが、
心理劇としてみると秀逸、でありました。