なんもせんでええやん | たまちの日常

たまちの日常

飲食店で働く52歳主婦です。
一日のしめくくりに思うこと、
なんでもないような日常、
毎日記録しています。

 

昼食

 

 

● 天かす月見うどん

 

● 焼き厚揚げ

 

 

 

うどんにはゆず皮をちょっと

入れるといい香りに。

 

厚揚げは軽くレンチンしたあと

トースターで角が少し焦げる

手前まで、カリッと。生姜は

チューブではなくすったやつ。

 

 

 

 

 

夕飯

 

● 麻婆豆腐

 

● えのきと豆腐のスープ

 

● コールスローサラダ

 

● 漬け物

 

● ごはん

 

 

 

 

スープはお昼に残ったうどん出汁に

きのこを入れて、片栗粉でトロみを

つけて、とき卵とねぎ。

 

 

 

 

麻婆豆腐は大汗かきのおパパのために

豆板醤を少しにしたら、私の口には

パンチがなさすぎた。粒の花椒を

すりこぎですって、多目に振る。

 

美味しいけどやっぱ豆板醤少ない。

 

 

 

麻婆豆腐って奥深~い。

そして大好き。

 

 

 

 

 

 

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昨日。

 

朝、おパパ自転車で出かける。

 

私は冬の蒲団仕舞いとか掃除とか

したいのにダラ~~っとこたつで

寝転がってしまってる。

 

ぼけ~~。

 

あ~~。

 

(ゴクラク&ハイトクカン)

 

 

 

 

 

おパパご帰宅。

 

「なんかね、あたし、最近なんにも

わくわくすることないん。何みても、

何しても。休みの日には一日寝てる

お父さんって、前は信じられへん

かったけど・・・今は自分がそう。

つかれて、つかれて、寝てたいん。

・・・・掃除もしたいのに、こたつ

に入ってだら~っと・・・・。」

 

 

すると、最近チクっと小煩くなって

きたなと思ってたおパパが、

 

『寝てたらええやん、

なんもせんでもええやん♪』

 

 

 

えっ。

あれ、気持ちが上がった。

はっ。おパパがシャワー浴びてる

間にさっさと掃除機かけた。

 

 

私は子供のころからそういうことが

よくある。指示、命令、説教をされる

のが凄く嫌で、言われた逆のことを

したくなる。だけど、それでいいよと

言われるとほっとして、自主的に動く。

 

 

 

 

父の記憶がその根っこかもしれない。

 

 

私が中学生のころのこと。

 

父が夕飯に飲むビールの泡を、

泡やーと思ってなにげに見たら

父が訝しげに言った。

 

「お前・・・・・今、

飲みたいて、おもたやろ。ふんッ、

・・・飲んだらアカンぞっ!」

 

はあ?と声が出そうになったけど

はあ?というと、殴られる。

 

「え・・・思てへん・・・」

 

「いいやおもてる!じいと見て。

お前らみたいなもん、酒ら飲んだら

アカンさけなあ!!」

 

 

お前らみたいなもん、って言い方を

父はよく私にした。私がぎゅっと

黙って床を睨むと、父の虫の居所が

悪ければ罵声2時間、殴られる。

私は静かに下を見てただ黙る。

 

私、それまで飲みたいなんて

一度も思ったことがなかった。

 

幼い頃からの暴力と長時間人間否定。

人の心を勝手にそうだと決め付けて

説教されたことがふつふつ怒りの

マグマになって膨らんだ。

 

ある昼間、親のいない間に、

飲みたくもないビールをケースから

1本盗んで部屋でグビグビ飲んだ。

まずかった。酔った。そして寝た。

 

それからは盗んでは何度も飲んだ。

やっぱり不味かったけど、酔うことで

不快な気持ちを一瞬忘れられることと、

こっそり飲んだという後ろめたさが

その後の父の暴言で中和されるような

感覚もあったり、逆にとめどもなく

憎しみを育ててしまったり。

 

 

 

それだけなのでね、

私はかわいいものだろうし

反抗と言うものでもないけれど。

その後は自身の内側に攻撃が向かった。

 

ありのままの存在を受け入れてくれる

居場所がなく、大人の都合のいい正しさ

の枠に閉じ込められている子供は、

元気な子は外に向かって反抗し、内向き

な子は自身に傷をつけていくのだろう。

 

 

 

 

「そのままでじゅうぶん」

というメッセージは、その人のもとあった

ものや場所をとりもどさせてくれる

 

 

 

 

 

 

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さて本日は友達と友達のLiveへ。

 

れっつごー。

 

 

 

 

 

 

自分もみんなもおつかれさまです。

 

 

人生がんばるけど、楽しんで。

ふんわり、のんびりも

しましょう。