私が住んでいるのは青森県内です。

だからブログタイトルにも「青森県」を入れました。

私の経験からお話できるのは、あくまで限定されたこの場所で、もがいて苦しんで

それでも周りの方から差し伸べていただいた小さな光を手がかりに

必死で進んだ先の” 今 ”だからです。

 

もちろん娘の命が危険な状態の時は、病院とつながることが必要だったし

病院の先生の言葉が勇気をくれることもありました。

けれど、病院に行けば

専門的な治療を受ければ

良い医師に診てもらえれば

なんとかなる?

摂食障害はそういう病気ではありませんでした。

 

摂食障害に対応できる専門病院や専門医は国内でも少なく

地方ではほとんど扱える病院がないのが現状だと思います。

通える先の病院でどんな治療を受けられるのか、

どんなふうに扱われるかは、場所によってさまざまでしょう。

 

長女が摂食障害になったとき、最初に娘を連れて行ったのは

住んでいた田舎町から車で一時間の総合病院小児科でした。

みるみる減少していく体重をどうすることもできず、

このままでは娘の体がどうかなってしまうんじゃないかと

不安で、怖くて、たまらず駆け込んだのを覚えています。

でも病院では、短い問診で優しく語りかけるように

「もう少し食べるように頑張ってみてね」と、娘に話してくれただけでした。

その後あっという間に入院体重になり、他の選択肢もなくこの病院に入院。

まだ13歳の娘本人の意思を尊重して点滴を外すと、

それからは日に三度の食事をできるだけ自力で食べるようにと

様子を見守るだけの入院生活が二ヵ月間続きました。

この時が一番辛かった悲しい

病院に来てもどうにもならない…

じゃあ、どうすればいいの…

 

苦しかった、辛かったけど、あの経験をしたから

その先につながっていったとも、今は思えます。

 

発症から病院に行くまで、入院経験をしたりしなかったり

みなさんそれぞれだと思いますが

摂食障害と病院について、どんな体験や感想をお持ちか

よかったら教えてくださいお願い

 

ではまた