まず、2点
ネタバレしますので、嫌な方は見ないでください
セリフが無い舞台で、登場人物の名前知らないし、ストーリーはあくまで私の解釈です(台本とか買ったら本当のことわかるらしいけど、むしろわからなくても良いや)
よし、行くぞ
最初にいきなりボロボロの主人公が街中でいきなり戦い始める。そして負ける
時は巻き戻り、主人公の昔に
主人公は目が見えないことから、迫害を受けていたが、幼なじみに守られて生きていた
ある日出会った女性に興味を抱くと、それに気づいた幼なじみが女性の兄(?)のある集団の頭領に自分たちも入りたいに頼み込み、その集団に加わる
女性との仲を深める主人公、音を聞くことで目を使わずに武術の腕を上げる
しかし、ある時女性が突然亡くなり、その場に居合わせた主人公はその時鳴っていた鈴の持ち主の頭領が仇であると憎み、その頭領が鳴らす鈴の音を頼りに幾度も殺そうとするが返り討ちにあう
一度は復讐を遂げたかと思ったものの鈴の音はその後も鳴り続ける。再び復讐に燃える主人公は武器を持ち変えた頭領に戦いを挑み続ける
・・・・この辺で自分のストーリー予想は、この集団は殺し屋か何かで、この頭領は集団全てを使ってでも、主人公を殺人マシーンに作り替えようとしているのかなぁと(妹である女性もその生け贄になった)。で、何で途中に武器が変わったのかなぁ
・・・この後、女性が殺されたシーンにまた時間が巻き戻る
女性は頭領に殺されたのではなく、集団の若者に殺されていた。頭領はその場で若者を殺すものの、直後に表れた主人公が生きる意欲をなくすのを防ぐために自分が殺したと思わせ、鈴の音を鳴らせて自分を狙うようにさせた。
鈴の音を鳴らして狙われるも返り討ちにしてその場を幾度も凌ぐ頭領
しかし、頭領は殺されてしまった。頭領は死ぬ間際に主人公の幼なじみに鈴を預け、自分の遺志を継いでもらうように頼む
幼なじみは頭領の遺志を継ぐも、集団は主人公を狙うようになる。
主人公は幼なじみが頭領と入れ替わったこと(だから武器が変わった)に気づくことなく仇を取ろうとする
結果、集団は全て主人公に殺されるも、主人公と幼なじみは相討ちとなり死ぬ
・・・2周目すげぇ
全く同じ殺陣を2つやることで、これが同じことだけど目が見えない主人公の主観的視点から全てが見える客観的視点に変わったことを観客に気づかせるし、ストーリーも自分的に好きだった
主人公は少なくとも女性、頭領、幼なじみの3人には生きていて欲しいと願われていたんだなぁと深く感じる物語でした。と、いってもあくまで私の解釈なんですけどねー