私は高校生の時に左足の靭帯を損傷する怪我を負いました。

 

部活帰りに駅の階段をいつも通りに1段飛ばしで上っていました。

 

少しの疲労感はあるものの、普段から1段飛ばしをしていた私にとっては特別おかしなことではありませんでした。

 

逆に疲れているからこそ、1段飛ばしにして、上る段数を少なくしたい気持ちの方が勝っていました。

 

当時から脈が速かった私は階段を普通に上ると直ぐに息切れを起こしていたからです。

 

そんな状態で上った階段で、転んでしまったのです。

 

手を伸ばすも、先に私の左膝が階段の角に当たってしまいました。

 

 

いったーぃぃぃ(痛い)!!!笑い泣き

 

 

と、心の中で叫びながら、痛い足を引きずって階段を上ってみたはいいが、左足が動かない。

 

痛みが強くて、足が動かないのかな?と思って、足を引きずりながら、乗り換えホームへ。

 

ホームで電車を待っている間にぶつけた所を確認しようとズボンを上げて見たら、出血が!?

 

膝がパックリ切れていて、白い何かが見えているえーん

 

その瞬間にパニックになって、過呼吸を起こしてしまいました。

 

ホームで倒れて、過呼吸を起こしている私

 

周囲にいるある人はハンカチで圧迫止血をし、

 

ある人は私のベルトを外し、太ももにベルトを巻き、止血を試みて、

 

ある人は駅員を呼びに行き、

 

その間に電車が来たが、1本遅らせてくれてたり、助けてもらいました。

 

駅員が来た後は駅員に任せで、救急車を呼んでもらい、担架に乗せられ、救急車の中へ。

 

 

それからは、救急車の中で救急隊員の人から両親の連絡先を聞かれたので、父親と母親の仕事先の電話番号を伝えました。

 

母親には繋がらなかったのですが、父親には繋がり、これから病院へ搬送ってところで、近くの病院ではなく、家の近く(自転車で25分くらいの距離)かつ、父親が迎えに行きやすい病院へ指定され、そっちへ搬送されることに。

 

道が空いていれば駅から病院まで30分くらいで着く距離なのですが、渋滞に嵌って、救急車でも1時間以上かかってようやく病院へ

 

病院へ着いたら、止血し、傷口を縫合し、おしまい。

 

この時点でも左足の膝がから下が動かず。。。

 

歩くには太ももを動かして、振り子のように左足を前に出して、前に出たタイミングで、足を床に叩きつけ固定

 

膝が曲がらないように突っ張らせて、膝が崩れる前に右足を前に出す。

 

こうやって歩くしかない状況でした。


トイレでは立ってられず、下の様な補助器のところに体を預けてするしかない状態でした。

 

診察、縫合も終わって、後は会計だけなのですが、親が来るまでどうにも出来ず、親待ちで3時間くらい

 

この当時は携帯はあっても、電話とメールだけのもの。

 

暇つぶしは何もなく

 

ただ、ボケーえーんっと待っているしか出来ず、辛かった

 

そうして、松葉杖を高額でレンタルし、会計を済まして帰ることに

 

 

 

ここで普通なら直で家に帰るのでしょうが、ここは変な気真面目さが出てしまいこの病院とは正反対にある駅へ

 

何故なら、日割りの有料駐輪場に駐輪していたから!

 

これを回収しないと、どんどん料金が高くなってしまうので、どうにかしないとと思ったのです

 

うちの父親もバカなので、「おぉ。そうか」と言って、駅まで送ってくれました。

 

動かない足は乗せるだけ乗せ、右足一本で自転車を漕ぐ私

 

何とか自宅に着いたときには母親も家に着いており、足怪我しているのに、自転車で帰るなんてと言われてしまいました。

 

 

 

ちなみに階段を上っていて、躓いて、転んで、足を階段にぶつけた。と言っても理解できない人が多いので、簡単に図にするとこんな感じ。

 

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つづく(【経験】靭帯損傷②