こんにちは、タケです。
今日のテーマは
「やる気を起こさせるメール vol.2」
です。
前回、バイヤーから届くメールで“やる気をなくすメール”についてお話しました。
今回は、やる気をなくす「メール本文」についてお話しますね。
最近ちょくちょく送られてくるのが、
“買ったけど、使えないから返品したい”
というメールです。
“使えない”という代表例は、メディア関連の商品で「リージョンや映像信号が合わない」というものです。
例えば、日本のリージョンは「2」ですから、北米では再生できませんね。
また、日本の映像信号は「NTSC」ですから、ヨーロッパでは使えません。
ですから、海外からメディア関連の商品を購入するときは、
リージョンや映像信号に注意する必要があるのは当然なわけです。
しかし、こういったことを気にせず購入するバイヤーがいるのも現実です。
そして、このチェック忘れをセラーの責任にするバイヤーがいるわけです。
つまり、バイヤーから送られてくるメールに
“一言も、自分のミスが書かれていない”
ということです。
もちろん、誰でも“自分のミス”を認めることには抵抗があると思います。
でも、素直にミスを認めて“心情に訴える”ことの方が、
良い結果が得られることも多いと思います。
ですから、バイヤーが
“確認しないで買ったのがまずかった。ごめんね。
でも、これを私は使うことができないから返品したいんだけど、何とかならないかな?”
と言ってくれれば、
セラーとしては“何とかしてあげよう!”と思うはずです。
ということで、同じ要求をするにも「書き方」ひとつで、
相手にやる気を起こさせる場合と、そうでない場合があることに気を付けたいものですね。
タケ