雑記 ”待つ”妙技
昨日の続きじゃありませんが、ビーチサルサが目白押しの週末がやってまいりました。なのに天気は雨。。。わずか静岡だけが、恐らく午後には晴れ間が見えるのではないかといった状況です。せめて静岡の方々だけでもめっぱい楽しんでいただけるといいなぁなんて思ったり。私はちょっと疲れちゃっているので行きませんがでサルサネタ。時間無いけどちょっとだけアップ。私はパフォーマンス的な”カッコいい”とか"派手”とかに修飾されるサルサ技術に殆ど通じていません。恐らく野暮ったいリード&ルーティンでしょうな。あまりに特殊な動きをするので”変わっている”とは思われるでしょうが。。。 でもそんな私にも多少自信のある領域もあります。それは相手女性への踊りやすさ?! 日本でイチバン!なんて自信は皆無ですが、比較的平均よりは女性にとって踊りやすいリードをするのではないでしょうか。殊更それに拘って磨いてきたつもりです。ほぼ毎回踊る度にね。そしてそーなるとまぁまぁ色々な独自の”ノウハウ”も出来上がります。リードの力加減と技選には特に注力。無理させない、柔らかい印象、シンプルなリード、でもそれ程は飽きさせない、、、そして心理的要素も研究しました。例えば初対面で踊り始めてからずっとしかめっ面で踊っている初心者女性には故意にリードを失敗して、「あーごめんなさーい」なんて声をかけるとか?! 何よりも女性はリラックス出来ないと”楽しむ”という心理状態になれない。まずはリラックスしてもらうという言わば”人間力テクニック”です。まぁまぁ功を奏していると思っています。特徴は対初心者女性向きという事。ほぼ全ての男性はひたすら対上級者女性のために鍛錬するのですがね。しかしてです。私のこの特殊な積み重ねの方向性において、私を明らかに凌駕する人を発見しました。Rさんとでもしましょうか。前から知っている人だったのですが、奥さんが教えてくれたのです。彼は私が思いも寄らない事をやっていたのです。それは『待った』! 相撲じゃないよ。女性の体制を見て、技の出しタイミングをほんの微量に遅らせたのです。これはねぇ私も考え及びませんでした。私がフォロー体制が整っていない女性に対処する方法、それは力加減を極弱くしていてそんな時でも女性が対応できる幅を(デフォルトで)設けているか、技やる事自体をやめる程度です。でも彼はほんのコンマ何秒か、技の開始を待ったそうなのです。これは相当女性の動きを見ていないと瞬時判断できませんし、&恐らく「あ、相手は準備まだ出来切ってないな」と判断して微妙に待つ”訓練”をしていない限り無理な芸当でしょう。「そーか、そんな手があったか!」私は膝を打つ思いでした。私もたまにフリーでフォローをするので分かります。どんなにギンギンでフォローしていても、どうしても曲の具合や技コンビネーションの忙しさにて次の体制に入る準備が遅れる事があるのです。でも大抵そんな時も男性は自分のペースで技を仕掛けて来ますよね。引っ張られる事が多い、そして更に体制が崩れがちになるのです。まぁフォロー側としては”自分の腕が足りない”で処理するでしょう。例えその根本的原因が男性の無理やりなリード・ルーティンのせいだった可能性があったとしてもね。でも彼の方法は画期的です。結局どっちのせいだか分からないがとにかく女性の体制が間に合わなかった。でもリード・ルーティンをやめるのでも、強引に引っ張る事を回避して女性の回復を期待するだけでもなく、ほんの一瞬待つ。それだけで曲調に沿ったリード・ルーティンを続ける事も可能なのです。確かにあとほんの一瞬タイミングがあれば、そこから踏みなおしてフォロー出来る瞬間は多い。目からウロコなのです。それ以来ここ2週間ほどでしょうか、私は殊更女性の体制に注目しながら踊るようになりました。崩れたら一瞬待ってみよう。。。実はこれ、かなり難しいのですが実施成功し、功を奏した瞬間も3,4度ありました。ぜひこれ、今後更に磨いていってみたいテーマです。全ては男女双方とも楽しい踊りのために、、、彼にはリスペクトですね。すごいです。