こんにちは。
CITTA手帳と事務アシスタントで
あなたが「本当にやりたいこと」に
時間を使うお手伝いをします。
手帳ライフコーディネーター中谷貴代です。
本日、9月14日は
私の実の父の命日です。
ちょうど5年前に
登山途中の滑落事故で
命を落としました。
そのときのことは、
昨年の同じ日にブログに書いたので
良ければご覧くださいね。
今回は、
この1年で気が付いた
私の父への想いと
父の私への想いについて。
ずっとずっと、
父が苦手だと思っていました。
家事にも家族にも興味がない。
家族の会話に参加するでもない。
教育や進路について助言するでもない。
（そのくせ、意に沿わないと反対だけする！！）
淡々と出勤して帰宅し、
淡々と食事を摂り
自室にこもって煙草にまみれながら
将棋ゲームや数独をする。
休日は一人でまたは友人と山登り。
父は私に興味がないし、
私も父に興味がない。
親子といえども、ただの他人。
と、思っていました。
だから、「親への感謝が大事」
というような話を聞いたり読んだりしても
そうだよねーと表面的に感謝するしか
できなかったんです。
去年のブログを見ても、
父に拒絶された思い出しか
書いてなかった。笑
でも、この一年で何度も
子どもの頃の自分が
父をどう思い、どう接しようとしていたか
思い出す機会がありました。
そもそもの性格として
無口で不器用な父なので
赤ちゃんでただ可愛かった時期を過ぎ
それなりに生意気になった娘とは
接し方がわからなかったのかもしれません。
あまり相手をしてくれない
父の気を引くために、
子ども頃の私はいろいろ考えました。
休日にバドミントンに誘う
→バドミントンくらいならつきあってくれた。
成功。
休日にアスレチックに誘う
→もともと屋外が好きなので連れて行ってくれた。
成功。
父の好きな将棋を教えてくれと頼む。
→子どもに説明するのが面倒だったのか？
失敗。
クイズ番組を一緒に見る。
→娘より先に答えてドヤ顔ができる。
成功。
一緒に絵を描こうと誘う。
→超絶下手、もとい独創的な作風を大笑いしたら二度と描いてくれなくなった。
失敗。
持ち前の「探求心」を発揮して
なにかとトライしていた子どもの頃の私。
それはつまり、それだけ
父と一緒に遊びたい
父と楽しい時間を共有したい
だって父のことが好きだから
という気持ちがあったから。
自分の世界に籠っている父
家族にさして興味のない父
地味なサラリーマンの父
大人になってからは
そんな姿だけを見て
好きじゃないとしか思えなかったので
自分の奥底に眠っていた
「父が好き」という気持ちを再発見して
驚きました。
そして、父も不器用なりに
子どもたちを好きだったんじゃないか。
言葉や表情を思い出すと
そう思えてきました。
「自分が好きなことならば」
「自分が安心安全でいられる範囲なら」
そんな条件付きではあったけれど
一緒に遊んでいる時の父は
とても楽しそうで嬉しそうでした。
本当は父も接したい
でもどうしていいかわからない
だから、子どもから誘ってもらえて
ほっとしていたのかもしれません。
今なら、通り一遍の感謝ではなく
心から
ありがとう
が言えそうな気がします。
この連休は、
父が亡くなったのと同じ
北アルプス飛騨山脈に旅行します。
しっかり、感謝を伝えてきます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました
【お知らせ】
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費用 ： 6,500円（書籍1冊プレゼント付）
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定員 ： 10名様→残7名様
費用 ： 6,500円（書籍1冊プレゼント付）
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