こんにちは
「やらされる」から「やりたい」私になる!
フルタイムママのためのCITTA手帳ライフコーディネーター、中谷貴代です。
手帳をパートナーにし、より豊かな人生を生きるため。
読書で得たものを、手帳を使って活かす方法をご紹介します。
本日の1冊は、
アウンコンサルティング株式会社代表取締役
信太明著
「テンプレート仕事術」。
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仕事場に、マニュアルってありますか?
これまで数社を経験する中で、
事業を継続する必要性からマニュアルがきっちり定められているもの、
部分的に担当者が作ったものはあるけれど規格がまちまちのもの、
マニュアルはなく、担当者から担当者へ経験として伝えられていたもの、
と、会社や部署によって本当に様々な仕事の仕方がありました。
「マニュアルに合わせた型通りの対応しかできない」は困りますが、
手探りで仕事をするのは効率が悪いもの。
今の仕事を確実に楽に行いたい、
そのためのマニュアルを作りたい、
と、ずっと思っていました。
家事もそう。
「お母さんが、お母さんのやり方でしかできない」だと
お母さん本人の負担も大きいし、
他の家族もやってみたくてもやり方がわからない。
仕事と家事とを問わず、
その場でやらねばならないことがあるなら
「テンプレート化」できないか。
そのためのステップは何か。
それを、本書から探ります。
本書で紹介されているテンプレート化のステップは
シンプルにこの3つ。
1 「5W2H」で仕事の目的をはっきりさせる。
2 目的を達成するために必要な要素を、「時系列」あるいは「大分類・中分類・小分類」に沿って分類する。
3 分類した項目をチェックリストやマニュアルなどの枠組みにし、それぞれに、効果的なやり方や注意点など、自分で経験し、記録・保存しておいた知見やコツを当てはめる。
ステップ1で、目的をはっきりさせることが、ブレのない効果的なテンプレートを作る秘訣、とのことです。
確かに職場で担当者から担当者に口頭で伝えられる作業内容の場合は、
この「目的」のところが抜け落ちて作業手順だけになりがちです。
それで、何のためにしているのかわからず抜けやモレがあることもしばしば。
新しいことを覚える際にも、自分が担当者として仕事をする際にも、
「目的」を軸に作られたテンプレートがあるととても安心です。
日次や月次のルーティン業務の無駄も減って、落ち着いて仕事ができそう。
本書の前書きにある、
効率化は、精神論ではできません。
科学的に、仕掛ける必要があるのです。
という言葉にグッときました。
ワクワクしながら、仕掛けていきましょう。
基本事項ではありますが、
5W2Hを改めて手帳にメモ。
ぱっと目に入って、
基本の「目的」に立ち返れるように。
読書で得たことを手帳に活かす。
手帳を、人生に活かす。
本日もお読みいただき、ありがとうございました