fx日記妄想化構想

 ふた周り違う叔母とLINE交換している。このところ落ちこんでいるようだ。年齢制限で保険不可、旅行ツアー不可。。。しかし、彼女の落ち込む本当の理由はこんなことではない。私には想像できない想像するだけで恐ろしい悲運に見舞われたからだ。そしてそれは今も形を変えて彼女の身に降り掛かっている。そのことをLINEに書かれると私は何も返すことができなくなる。言うと軽々しい気がして。ごめんね。とだけ。。。
 昨日は、朝から雨が降った。そこで、今日の清掃ボランティアは雨で中止、残念。。。と叔母の気を紛らわしてあげようとLINEした。ところがボランティア自体は主催者から決行の旨のメールがあり、慌てて雨ガッパを用意して参加した。寒かった。。。
 それにしても旅行ツアーに、年齢制限があるとは正直驚いた。私は彼女に対して際どい言い方かもしれないとふと思ったが、そのまま次のような返信をした。
 風光明媚な場所へ行かなくても、家の前の空が壮大だと思えるように今のうちから鍛えています。。。

 妄想の勧め

 目が筋力が腰が関節が...衰えることを十二分に嘆き悲しんだ後で、復活の狼煙とともに映し出されるサプリや健康器具。地上波放送でもたまに見かけるが、BSチャンネルとかになると大量に流れ、深夜早朝の時間帯ともなれば、それはもはやサブミナルどころではなくまる出しの洗脳、見続ければ、買おうかなと思ってしまう。最後に、お待ち下さい! 今だけ特別価格と聞いて、とうとう買ってしまう。
 確かに、製品自体に効果はある。先日、かみさんが私の頭をさして穴があいてると言った。もちろん頭の損傷ではなく、髪の間の頭皮が見えてしまっていることをオブラートに包んで指摘してくれたのである。私は、その昔買ったハゲ薬を取り出してぬると、数日後かみさんは、指摘しなくなった。このハゲ薬は私の場合、間違いなく効果があった。
 健康維持と春からの自転車旅のために、太陽礼拝というヨガのポーズとヒンズースクワットを日に3セット行なっている。毎日続けていると、タバコの量が減り、太陽礼拝も当初はポーズが安定しなかったが、今は体がフラフラしなくなった。日々の運動も、こんな軽いものでさえ、効き目があることを実体験済である。
 しかし、それは、維持する、ということにすぎない。誰でもいつかは体が動かなくなる。すでに亡くなってしまった祖父母や両親を見てきて私はそう断言する。そして、私はそれが哀しいとも、サプリを飲んで運動して健康維持してもなんの意味もないとも思わない。体が動かなくなっても最後に残るものがある。すでに亡くなってしまった身近な人たちを見てきてまず間違いないと確信している。それは何か。それは思考である。だから、家の前にある壮大な空を見ても見なくても感動できるように今のうちから鍛えておこうと思うのだ。

 こんな話を聞いたことがある。大怪我をして半年以上病院のベッドで過ごした患者がいた。怪我が完治しリハビリを始めた。するとその患者は、通常の数倍の速度で回復した。半年もの間横たわったままでいると、通常は筋力が衰えて歩くどころか立つことも困難なのだそうだ。ところが、この患者はリハビリの初日から普通に歩いてみせたのである。これに驚いた医師がこの患者をあちこち検査したが原因はわからなかった。ただ、この患者は医者からのヒアリングで次のような話をした。
 僕はなんというかトレーニングオタクなんです。入院中も、毎日欠かさずいつものトレーニングを頭の中でしてまして。。。
 トレーニングをイメージするだけで誰もが筋力をつけることができるとは私も思わない。しかし、少なくとも秦の始皇帝でさえ見つけることができなかった不死の薬よりも、この話の方が私には魅力的に聞こえる。
 私が老人としての心構えをもし人に勧める機会があるとすれば、健康維持と妄想力強化と云うだろう。感動力や思考力でもいいのだが、あえて妄想という言葉を使う。妄想という言葉の響きが私にはしっくりくるしクールに思えるからだ。
 ただ、鍛える妄想は楽しげなものに限る。哀しい、苦しい、腹立たしいという妄想は、体が動かなくなってしまった私を見ている人に申し訳ないと思う。無表情でたまにニタニタ笑って、キッもー、バカなんじゃないのこの人、ぐらいがいいんじゃないかと思う。

 fx日記と妄想と '24

 上の作文を見ても、小理屈こね回すスタイル。これだと延々書き続けることができるが、さすがに進歩がない。大いなる欠陥。。。また始まるぞ小理屈。。。やめようとしてもやめられない。。。

 そこで以前書いた脳内会社をヒントに、小理屈を妄想化することを思いついた。妄想力強化もできて一挙両得だぁ。ワクワクする。作家を気取ってプロットっと。。。


 fx日記の目的、大谷翔平がメモを残し成長したのを真似てミセス・ワタナベの如くに、fx界隈のミスターオオタニと呼ばれる存在となる、これは外せない。となるとタイトルは自ずと、fx日記と妄想と '24となる。

 登場人物や団体は、瓜方剛、貝屋真、円谷、ドイル、狽伝、寅さん、日岡グループ、米岡グループ、中岡グループ他。

 走れメロスをパロって、走れ瓜方! とか。。。米岡グループ系カジノに捕まっている岸本と植本を瓜方が救いに走るがスナイパー貝屋が行く手を阻む。その過程で彼らの信念と信念がぶつかり合い、信頼と疑惑が錯綜する。。。マルケス系もやりたいが、登場人物の名前を工夫しないとな。。。 

 おぉ、ワクワクする。。。よし、第2四半期が始まる4月スタートとしよう。



 水を差すようで悪いけど、タイトルも「有田哲平と週刊プロレスと」のパクリじゃん。。。有田さんのこと、好きだったなんて残念だわ。。。そう言うと彼女はぷっつり何処かへ行ってしまった。。。え、どうして。。。いつかまた巡り逢えるのだろうか。。。心が折れそうになる。。。


 来週は、第一四半期の最終週。頑張ろうー。今日のフリーマーケットは雨で中止、英気を養おうー。4月第一週は桃源郷行きと花見の案内が届いているので太陽礼拝とヒンズースクワットは必ずやろー。

(私のfx観 その四 のつづき)


 仮想通貨

 そろそろ、国家に支配されない市民通貨があっていいんじゃないかと思う。



 暗号資産(crypto assets)とも言われていたが、いつしか仮想通貨(virtual currency)という呼び方が定着した。この呼び方に私は悪意を感じる。円でもドルでも紙か金属なだけで本質は仮想じゃないか。。。

そして、私は、ビットコインが今の世界を変える市民通貨になるかもしれないと思ったのだが。。。


 現在の基軸通貨はドルである。国際取引のほとんどはドル建てであり各国を比較する場合もドルで換算される。アメリカの金融政策が世界に影響するのはこのためなんだろう。常に1ドルは1ドル。ドルが有利に見える。我が国のGDPが何位になったとか言ってるが為替の影響は考慮されてるのかしらん。


 ここから先は都市伝説的な話に私の妄想を加えたもので。。。


 サトシナカモトが開発したというビットコインは、彼が属する技術者達のグループ内で、メンバーが開発したプログラムの部品をメンバー同士で取引する時に使った。メンバー全員、天才であるだけでなく大金持ちだったから、金が有り余る彼らにとって、自分の成果を図るものさしはサトシのコインで必要十分だった。そして、サトシのコインを換金するという発想は彼らにはまったくなかった。「1杯1ビットコインの酒が、世界中どこに行っても1杯1ビットコインで飲める、そんな世界がサトシのコインで実現できればいいね」、それが、彼らの合言葉だった。

 政府のエグゼクティブ税務調査官があるセレブパーティでビットコインの噂を聞きつけた。脱税摘発の手柄を立てようと調査させたところ、時価に換算すれば年間数十億ドルは軽く超える取引が行われているとわかった。しかし、国家通貨による売買ではなくビットコインなるものを介して取引したに過ぎず、対象があくまで部品であることから脱税摘発を断念する。ある日、この税務調査官が、財政合同会議でたまたまとなりに座った同格の金融政策担当官にこのことを話した。金融政策担当官は、政財界に多大な影響力を持つこのグループのことをすでに知っていたが、ビットコインのことは初耳だった。彼が、上官であるシニアエグゼクティブ金融政策官にこのことを報告すると、緊急事案として金融政策会議にかけることになった。いかなる処置を講ずるか議論の末、次の対応を図るに至った。1.このビットコインコインなるものが世界に波及すれば、基軸通貨であるドルの地位が危うくなる可能性がある。2.彼らの影響力は強大で世界への波及は大いにあり得る。3.グループごと破綻させてビットコインを抹消することも可能だが、このグループの影響力がいかなる結果をもたらすかは未知数でありグループを破綻させることは賢明な策とは言えない。4.よって、ビットコインを現金融システムに組み入れることで我々のコントロール下に置く。。。こうしてビットコインは、商品として市場に並ぶことになり、国家通貨との交換が承認された。


 私が、仮想通貨という呼び方に悪意を感じるのは、現在の通貨システムを揺るがしかねないビットコインを、仮想という言葉を使い、ビットコインがさも不確かなものであるかのように人々を扇動しているように思うからである。あくまで私の妄想の上に成り立つ悪意ではあるのだが。。。


 ここで、私は、国家に支配されない通貨を市民通貨と呼ぶことにする。私の市民通貨への期待は、サトシの天才グループの合言葉と同じ「どの国に行こうが、一杯1市民コインの酒は1市民コインで交換できるといいね。」だ。近いうちに、世界を一変するこんな市民通貨がうまれる予感がする。

 ビットコインはそうなる可能性があった。ところが、国家通貨との交換が行えるようになった瞬間、この期待は潰えてしまった。これだけ国家通貨に対して流動するコインを使う人はもう闇社会にしか存在しないんじゃなかろうか。ビックカメラさんでは今もビットコインで家電を買えるんだろうか。。。1ビットコインは1ビットコインのままなのに。。。

 ビットコインの登場は早すぎたのかもしれない。あるいは社会がビットコインに追いついていないだけなのかもしれない。。。


 ところが、かくいう私も、理想だけでは前に進むことはできないという詭弁を弄して、ビットコインを購入したことを告白する。


 ビットコインとはじめて聞いた時、まず名前に惹かれた。新しいもの好きなんだよ、僕は。。。海外へ行って、ビットコインで支払うぜ、と言う自分を想像してなんてシャレオツなんだろう、絶対やってやろうと思ったんだ。。。

 その時いくらか調べたら、三百円だった。私が記憶する価格推移は以下の感じ。


3百→3万→30万→100万→60万→30万→120万→100万→200万→100万→300万→600万→200万→700万→1000万。


何だ、これ??? ビットコインが高騰した? 円が暴落した??? 

そのどちらでもないと私は思う。


 私は、60万のタイミングで1コイン乗って、120万のところで半分の0.5コインを降ろした。。。今、残るは0.01コイン。1千万まで持ち続けるのは到底不可能。もし、3百円から1千万円まで、持ち続けた人がいるとしたら、それは買ったのを忘れていた人だろう。



 明日はゴミ清掃ボランティア、あさってはフリーマーケットと大忙し。フリーマーケット準備のために今日はfx休業。。。

 昨日は、朝方+70kと好調だったが、昼から上げ一本になって結局+32k。ん~、ドル戻すのかぁ。
 保証金マイナ解消まであと15に迫ったとは言うものの。。。出だし好調その後失速、こういうパターンが最近、多い気がする。思いつくだけでNYのマイナ50、今週の生地獄感覚のマイナ64。昨日のをあわせて、これだけでマイナ152あるぞ。ん、何でだ。。。


(私のfx観 最終回 につづく)

 蜘蛛の糸



 先日の朝、家の狭いガレージの壁際に長さ3cm程度の細い黒い芋虫が、モゾモゾ動いているのが見えた。箒で排除しようと思ってよく見ると、たった一本ではあるが蜘蛛の糸が体の最後部に絡み、抜け出そうともがいている。どなたの神は彼が悪人だったのか蜘蛛を助けた過去があるかも分からず、そもそも神ではない私は助けも排除もせず自然の摂理に任せることにした。

 昼前に近所の激安スーパーへ買い物に車で行こうとガレージに出た。先程の芋虫を見るとまだ脱出できていなかったが、朝見た時とは様子が違っていた。体のくねらせ方が慌ただしい。モゾモゾという感じだった触手も明らかにギアをあげている。目を凝らして見るとどうも一匹の蜘蛛が芋虫の最後部にしがみついているようだ。蜘蛛が小さ過ぎて老齢の肉眼ではその個体を捉えることができない。本当に蜘蛛なんだろうか。

 夕方、再び芋虫を観察すると体の後部が萎んでいる。明らかに蜘蛛の仕業である。エキスを吸っているんだろうか。老齢の肉眼で捉えられないことから蜘蛛の大きさが1~2mmであると仮定すればその個体差は15~30倍ということになる。到底2mm程度の蜘蛛が一度に食べ切れるサイズではない。おそらく貯蔵するのだろうとは思うが、そこには興味がない。私は、個体差が場合によってはまったく通用しないことに驚愕した。

 よし、私もこれに習って大手仕手筋を打ち倒してやろうじゃないか。一針さしてすすってやろう。

 一方で、芋虫の側に立てば、こんな苦しいことはない。逃れることができずエキスを吸い続けられ、そして息絶えるまでつづくその絶望感は生半可なものではないと想像する。何が癒やしだ、ストレスフリーだ。狭いガレージの隅にだって転がっている圧倒的な絶望を見よ、自分。

 よし、私は何が何でも生き延びて成虫になって彼女と一緒に大空を飛び回ってやるのサ。


 生地獄

 昨日の取引は、生地獄だった。というか。。。


 私は、賭け事で負けがこんでくるとこれは生地獄ではないかと感じてしまう。つまらん駄目な奴だと己を罵り、あの時こうしていればと後悔し、取り戻そうとするがやることなすことが全部裏目にでる。永久に負け続けるのではないかという不安。次の勝負をしていれば取り戻せていたのに、という後悔をまたするんじゃないかという不安。あの芋虫のようにもがいている自分。生地獄。しかし、やめるという絶対的な権利を持ちながらそれを使わず更に継続して負けが増えたというだけに過ぎない。あの芋虫とは明らかに違う、生地獄のレベルが違う。


 昨日の取引で感じた生地獄は感覚的なものだ。借金をしてまでギャンブルを継続するなら本当の地獄が始まるのだろう。督促状が来る。ガスが電気が止められる。食うことができなくてフラフラになる。。。借金してその時はたまたまうまく行ったとしても、それがまた仇となる。あの時うまく行ったから、すぐに取り返せる。。。そして、マイナスを取り返すには相当なパワーが要る。仕事を得た後も学生時分のマイナ復旧にかなり苦労した。

 私が子供時分には競馬や競艇で身を持ち崩して亡くなる人が多くいたらしい。両親が息子への教訓として大袈裟に言ったのかもしれないが。。。...(割愛)...があって、毎月、生活費以外の収入をせっせと...(割愛)...。

 しかし、ここで大袈裟に言ったのかもしれない両親からの説教が効いて歯止めがかかった。当分の間、仕事に専念した。すると、その間感じていた焦燥感や不安が嘘のように消えて、信じられないことだが幸福感のようなものさえ感じた。そして今現在を見る限り、マイナスにさえならなければ、割と容易に復活できると自信を持って言うことができる。ギャンブルでの損は自業自得であるが、不運が重なってマイナスに陥った人は、本当に気の毒に思う。



 昨日の取引を改めて見直すと、自分が取引中に感じた生地獄はやはり感覚的なものであって、地獄などではなく対処可能なことに思える。

 二つの黄色枠が生地獄と感じた時間帯で、この間、15:48~18:45の3時間。まず、3時間という短時間の地獄などがあろうはずがない。地獄というものは何百年、何千年とつづくらしい。

 ひとつ目の黄色枠でマイナ37.5k、二つ目でマイナ26.1k、合計マイナ63.6k。十分地獄的なマイナではあるが。。。

 昨日は、日銀の発表を受けて、昼からは上げ一本、フリーハンドの楽勝のハズで、黄色枠前までにプラ33.6kの貯金があった。先日の保証金マイナ45k復旧にあと4kに迫っていた。しかも日銀発表の12:30は、戦は軽々にはじめてはならない、という教えに従い、11:00~14:00までわざわざつまらんビデオをみて回避するという念の入れようだったのだが。。。

 16:00に大口の利確によってか、欧州のオープンによってか、大きく下に変動した。5分ほど見てマイナ19kで決済。この時点でこの日の貯金はまだ14kあった。保証金復旧まであと4kだったのに。。。クワ~、取り返さないと。。。これが地獄感の2点目。

 二つ目の黄色枠で買ポジションを売ポジションに変更。取引中には売り買いのポジションをコロコロ変えていると思っていたが、確認するとこの黄色枠の間は売りのままポジションを一度も変えていない。この下手くそコロコロ野郎が、と自分を罵りながら取引していたが、実はキチンと筋道を立てて取引をしていた。自分を追い込んだのは、自分だったということだ。これが地獄感の3点目。


 いずれにしても、16:00の急変が地獄感の始まりだったようだ。対処法は、いくらでもありそう。


• マーケット変動の時間帯(日欧米のマーケットオープンなど)は一旦全て決済して外す

• 巻き込まれた時に大マイナであれば、売買をやめて虫の観察などをして時間を開ける。大プラなら、言う事無し。

• 取り返そうと思わない。

• 自分で自分を罵らない。

• 地獄と感じている時間は意外と短い。


 何か忘れている気もするが、今日は18:00頃からダルビッシュと大谷の試合があるので、そろそろそっちが気になってしまう。。。