富山県でセルコ ホームの2×6、APW430、ガルバリウム鋼板と杉板張りで太陽光発電によりある程度自立循環可能な滑川パッシブの家に住んでいます
第3種換気でQ値1.19、UA値0.3、C値0.56の高断熱高気密により省エネルギー
日射取得、日射遮蔽、通風等パッシブによる生エネルギーにより更なる小さいエネルギー消費の住まいにしました
面白い動画が上がっていました
さすが今泉さん、松尾さんと同じく理論的で確証があるので信用できますね
逆にそのお二方を否定するエセ科学信者の建築士が多いので騙されてはいけません…
しかし驚いたのは今泉さんは25℃、RH50%派かと思っていましたが違っていました
私はいつかのブログに書きましたが28℃、RH50%が快適と書きました
25℃、RH50%だと快適ではなく間違いなく涼しいです
快適ではなく涼しい?意味が分かる方は多分少ないはず
健康と快適と暖かさ涼しさを感じる温熱環境はそれぞれ違います
健康な温熱環境って例えば冬の室温ならWHOの数値を参考にすると確か最低18℃以上で推奨が20℃と去年強く各国にメッセージを送っていたはず
夏の健康な室温はよく分かりませんが、湿度も関わるので難しいのでしょう
私が思うに夏のヒート ショックである冷房病つまり室内と外気の温度差も関係するはずで状況により変わるはず
では快適とは何℃なのか?
それは人によって異なりますが、暖かくも涼しくもない温度
つまり何も感じない温度です(難しいですね)
きっちり調べてはいませんが暖かさ涼しさを感じているのは多分身体にとって負荷(ストレス)になっているはず…多分
株式会社クレセルさんのHPへ
クレセルさんによると快適な温湿度は
25〜28℃
RH55〜65%
とのことです
この範囲の振れ方からすると暑がりや寒がりの方を考慮しているのでしょう
私の28℃、RH50%が入っていませんがね!笑
そして暖かい涼しいとは何なのか?
暖かいというのは採暖ですね
涼しいにも当てはめると採冷?(聞いたことありませんが)
快感のようなものでやりすぎな温熱環境です
真冬の露天風呂や寒い部屋でファン ヒーターの目の前で暖気に当たるようなものです
そんなことは置いておいて、除湿のお話
再熱除湿についての話は意外でした
今まで除湿効率は良いが消費電力が多いんだと思っていました
冷房のCOPに関しては色んな研究論文があるので分かっていましたが、10を超えるなんてのは見たことがありませんでした
実際普通に取付けるとサーモ オフによる断続運転になるのでそんなに良いCOPは難しいと思いますが6位なら普通に出ていると思います
しかしいくら効率よく動いても熱移動まで設計されていない住まいでは例えばLDKは良い室温でも玄関ホールやトイレや脱衣室や浴室はさほど…といった温度差になります
各階1台又は1台のみで家中を暖冷房、除湿できる設計と建築がやはり重要になります
そんな滑川パッシブの家の今の温熱環境は
玄関ホール
2階書斎の1階から送風しているガラリ部
リビング
上段がリビングで下段が書斎
リビングのエア コンのみ29℃、RH50%設定で冷房運転
今日のエア コンの燃費
30分毎の計測なので5kWh÷21時間=0.238kWh
つまり平均すると238Wで動き続けています
それでこの温熱環境を良いと取るか悪いと取るか…
因みによく風を感じないのが上品な暖冷房と言われていますが、風つまり気流を簡単に分解すると
1mの気流は体感温度が-1℃となり2mだと-2℃
潜熱つまり気化熱です
何を言いたいのかというと夏限定ですが、例えば28℃、RH50%で暑いなら扇風機を使えば体感では簡単に28℃、RH50%以下になります
元自衛官で趣味でボディ ビルをしていたので身体のことを少しは理解しているつもりですが例えば朝と夜、食事の前後なんかでは温熱環境の感じ方が違います
代謝、エネルギー消費によるものです
ましてや有酸素運動後と無酸素運動後では無酸素運動後の方が代謝が高い状態が長く続きます
つまりEPOC(運動後過剰摂取酸素消費量)ですが、有酸素運動ってほとんど運動中しか効きませんが無酸素運動は十数〜数十時間も代謝の高い時間が続きます
なので運動されている方は日によって同じ温熱環境でも感じ方が全く異なります
そんな場合は昔ながらの扇風機で調整しても良いと思います
気流の裏話でした