富山県でセルコ ホームの2×6、APW430、第3種換気、ガルバリウム鋼板と杉板張りで太陽光発電によりある程度自立循環可能な滑川パッシブの家に住んでいます


Q値1.19、UA値0.3、C値0.56の高断熱高気密により省エネルギー


日射取得、日射遮蔽、通風等パッシブでさらなる小さいエネルギーを重視しました

 

 


今回はパッシブとアクティブと災害時の生活について書こうと思います

まずパッシブとは、太陽や風等自然エネルギーを受けて使う(遮って使わない)ことにより省エネルギーをすること


つまり受動的な自然エネルギー利用の手法

次にアクティブとは、メカを使って省エネルギーをすること


つまり積極的にメカ(電気設備と電力)を使う手法

この2つで重要なのばパッシブの方でしょう

同じ性能で同じ大きさの住まいを想像してみてください


パッシブの方は夏は日射遮蔽され湿度さえ快適の範囲であれば通風利用により最低限の冷房で住まえますし、冬は日射取得により最低限の暖房で住まえます


冬は富山県のような日本海側でもオーバー ヒート(日射取得による暖房熱量が多くて暑くなり過ぎる)するくらいの熱収入があります


蓄熱を考えるかにもよりますが無暖房で過ごせる時間は結構多い



アクティブの方はどうでしょう


夏は窓からの日射取得があると高断熱高気密だと特に外より暑くなるので冷房が欠かせません


アクティブな住まいだと窓を開けても風が抜けないような窓の配置計画だと思うので例え窓を開けても僅かな気流しか無く、やはり冷房に頼るしかありません


冬はある程度日射取得があっても住まい全体を暖める程の取得量はないでしょう


さらに面白いことにアクティブな住まいではどんどんパッシブから離れた生活や思想になっていくのでカーテンを開けて日射取得量を増やしたりもせず暖房に頼るしかありません


ですのでメカを使うしかありませんね



この人はアクティブ嫌いなんだなーと思われるでしょうが、私はバランスを取ることが重要だと考えています

パッシブを柱に周りにアクティブを付けるという考え方ですね


性能と住まう家族にもよりますがパッシブだけではどうにもならない日は当然あります
なので足りない分をアクティブで補う

 

松尾さんの自然室温で足りない部分を暖房で補うという説明がバッチリきます

パッシブとアクティブは言葉の意味として全く逆ですが表裏一体です


両方を合わせなければ本当に省エネルギーで快適な住まいは成り立ちません

 

パッシブ ハウスが無暖冷房住宅でないのはそこにあります

 

どういった条件か失念してしまいましたが1番トータル コストが安いのがパッシブ ハウスに求められる基準です



では実際に災害時はどうなるのか?
↓をしっかり読んでください

 

 

 

 

 

 

どちらかというとそれぞれのQ値でどう変わるのかというのがメインですが、やはり南さんなのでパッシブが出てきます

あるかないか分からない災害のことばかりを考えていても面白くありませんが、備えた家作りは必要でしょう

 

日射取得ができない日射遮蔽もできない通風も効かないといった住まいはキケンです

 

因みに6ページのエコキュートについてはカノムさんがブログに書いておられましたね!