【【九州船巡り紀行2日目①】徳山にさよならするために徳山宿泊。豊後高田は良いトイレ。 | 100%鉄道大好き宣言!!

【【九州船巡り紀行2日目①】徳山にさよならするために徳山宿泊。豊後高田は良いトイレ。

【九州船巡り紀行】の各記事は以下のリンクです。

メーデーからの徳山駅前屋台の1日目はこちら。

リンク終わり。

 徳山で一夜を過ごしたあとのことを書きます。5月2日は朝からいそいそと徳山を離れていきます。なんのために徳山に宿泊したかというと、それは徳山から離れていくためです。




 徳山港から大分の竹田津港までスオーナダフェリー に乗りますぞ。約二時間の船旅です。




 さらば、工場夜景の徳山!
 フェリーは面白いです。乗っていること自体も確かに楽しいのですが、それよりも自分の頭の中の日本地図が歪むことがなによりの醍醐味です。
 普段は鉄道を主たる交通手段として愛用していると、どうしても脳内日本地図はそれに沿ったものになります。たとえば、今回のように徳山から大分県に行くのだって、マイ鉄道脳内地図だと、山陽本線か新幹線で小倉まで行って、そこから特急で南下していくという実に大仕事になります。しかしそれが船旅だと、たった二時間です。徳山、小倉、大分をそれぞれつないで作られる三角形があるとするならば、鉄道だと二辺を通るルートなのに対して、フェリーの場合は一辺通れば済むわけです。
 鉄道だけ楽しくよろしくやっていることは不健全すぎるし、物事がうまく見えなくなってしまうなあと思います。
 大分の竹田津港にてフェリーを降りたのちは、大交北部バス に乗り換えたのですが、乗り換えまで時間があったので、待合所でぷらぷらしていました。なんか置物があるなあと思って近づいてみたら、なんと生き物だったというのが以下の写真です。




 近づいても全然逃げない猫。人に慣れているのでしょうね。しかしまさか段ボールにおさまっているなんて。あと、この刀はいったい。別に猫好きでもなんでもないのですが、非常に興味深かったです。
 さて、竹田津港からバスで移動します。海沿いの棚田を眺めながら、なんかこの景色はJAF の発行する冊子の表紙にありそうだななどと夢も希望もなさそうなことを考えてしまいました。




 ところで私は頻尿でして。竹田津港から宇佐駅方面へのバスに乗り込んだわけですが、乗車から40分ほどが経過したところで、尿意をもよおしました。本当はバスともっと仲良くしたいのに、私が頻尿であるばっかりにこうやって大変な思いをしてしまいます。




 豊後高田というところで下車して、おおバスたくさんだ!と興奮する間もなく、トイレへ。




 お手洗いにいちもくさんですよ。




 だだっ広い男女共用トイレでしたよ。
 ちなみにここは、大交北部バスの豊後高田バスターミナルというものなのですが、なぜこんな立派なトイレがあるかというと、1965年に廃止された、大分交通宇佐参宮線の豊後高田駅をそのまま利用しているからです。先ほどあげたバス乗降所がやたらだだっ広いのもその名残です。廃線巡りにまで手を出せていない私ですが、こうやって「元駅で今は別のもの」巡りは知らず知らずにちょっとずつ行っています。

 豊後高田は「昭和の町」として町おこしを行っており(詳しくは公式HP )、商店街はこんな感じです。




 商店街の電器屋さんもパナソニックではなく、ナショナルの装いをしています。




 もっとも、右手の看板は「パナソニック」だし、その下には売り上げの良い店だけに与えられる称号「スーパーパナソニックショップ」が燦然と輝いていますけどね。中をのぞいたら、ナショナル坊やもいましたよ!実家にもいるけどね。
 ここでちょうどお腹がすいたので、商店街の定食屋に入りました。昭和の町らしく、「昭和55年からお値段据え置きです」という定食屋があり、450円のカツ丼を食らいました。




 ちなみに一緒に頼んだソーダフロートは350円でした。こっちは平成27年価格ですね。




 一通り豊後高田を見学したので、今再びの大交北部バスで、宇佐駅に向かいます。ところでこのバスで一番気になったのは、これまでに見たことのないデザインの押しボタンでした。




 この女の子はいったい。。。他の地域にもこういうのあるのでしょうか。

つづく