$リーダーへ贈る358の言葉

週末まで後少しの木曜日!

本日もお仕事、ホントウにお疲れさまです。

今日は良いお天気の東京です。青い空を見ていると、ホントに心がなごみます。今日はなごむのにもってこいの空色です。

さて「今日の言葉」はこちらの本から。
こころの生態系―日本と日本人、再生の条件 (講談社プラスアルファ新書)/河合 隼雄


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「日本人は、自然が与えてくれるものと、
 自分がそこへ何か力を及ぼすものが、
 お互いに対等な立場で対話しあうようになりますから、
 相手のことを勝手に操作できないし、
 ときどきは、相手からもひどい目に
 あわされたりもするということに
 我慢や忍耐をしなければいけない。
 忍耐すると、そこから相互的な愛というのが
 発生するという感覚がある」

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この言葉を読んで、絶対に不可能と言われていたことを可能にしてしまった木村秋則さんの顔が思い浮かびました。無農薬で「りんご」をつくってしまったこの方です!
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録/石川 拓治


 私はこの本を読んで深く感動し、NHKプロフェッショナルに登場した時のDVDも買ってしまいました。
 貧乏のどん底の中で、無農薬のりんごづくりに取り組み、何年やってもりんごの花は咲かなかった。花が咲かなければ実はなりません。そうした中で、木村さんは一本一本の木に「声」をかけていきます。「辛い思いさせてごめんな、ありがとうな」と。で、そうして声をかけていったりんごの木と、手が回らず、声をかけなかった木があったんです。そうしたら、声をかけなかった方の木は、枯れてしまうんですね。
 自然を相手に仕事をしている人たちは、決して自然を操作できるものとは考えず、人間と対等、あるいは人間を生かしてくれる畏怖すべき存在としてとらえています。
 でも、速度をあげて進化をつづける科学技術は、自然を操作できると思わせる力をもっています。操作する、操作できるというのは、自分の思う通りにすることですから、操作が可能だと、我慢や忍耐をする力は自然と落ちていきますね。ゲームでうまくいかなかった子どもが、すぐリセットボタンを押して、始めからやり直すようなものです。
 そうするとそこに主従の関係が生まれてきて、「わたし操作する人、あなた操作される人」という対立が発生します。
 でも、本来、自然や運命や人間関係は操作はできないし、不意のさまざまなことが起きることを前提条件として生きていけば、我慢したり忍耐する、その先に「愛」が生まれてくることを、私たちは無意識のレベルできっと理解しているはずです。
 
 忍耐や我慢なんて「前時代的」なことを言っているようですけれども、そうではなくて、見つめるべきは、その先にある中沢新一さんがおっしゃている「愛」なんだと思います。

 くだらないつまらない仕事だと、嫌々していた仕事も、3年、5年と続けていくと、その奥深さを発見し、その醍醐味に魅了されて、すっかり楽しく、これこそ自分の天職だと感じる、ということがよくあります。まさに我慢の先に仕事に対する「愛」が芽生えたのですね。

 現実、なかなかそうもいかないのですけれども、そうなるようにするには、やっぱり「忍耐」が必要なわけで、これまた難しいものの、でも、たくさんの人たちが、「忍耐」の先にある「愛」を発見しているわけですから、これまた、真実なのだと思います。

 木村秋則さんも近所の人から白い目で見られ「あほだ、ばかだ」とさんざん言われ、でも耐えに耐えて、不可能を可能にしました。


 あなたの「忍耐」を大切に!



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今日も、あなたらしいリーダーシップを発揮して
【しなやかなリーダー】としての
ご活躍を心からお祈りしています。晴れ




元氣・勇氣・やる氣で(^O^)/



by EARTHSHIP COUNSULTING

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