11.「感動(2)」

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今日もしとしと東京は一日、雨でした。
久しぶりの本格的な雨です。
草花はさぞや喜んでいることと思います。

人の心にも潤いが必要ですね。

リーダーであれば、
ヒトに潤いを与える人になりたいものですが、
そのためにも、
自分自身の心が潤っていなければなりませんね。

潤いをくれる人がいつも
そばにいるといいのですが・・・

職場の関係で、
なかなかそれがうまくいかない時には、
思いきって職場以外に交遊関係をひろげてみることが
よいのではと思います。

リーダーとして、
日々、人の何倍も他人に気をつかっているわけですから、
どうぞ、メンタル面含めておからだ大切になさって下さい!

不意に健康を害することは、身体からのメッセージです。
よく耳を傾けて、自分の思考や他人に対しての想いに
歪みがないか、チェックしてみてください!

それをすると、しないとでは、
きっと、回復に差が出てきます。

***

さて・・・昨日に関連した話をひとつ!

 「予定調和」

という言葉が、昨日のキモでした。

映画も好評でした『博士が愛した数式』。

原作者は、芥川賞作家の小川洋子さんです。

小川さんが『物語の役割』(ちくまプリマー新書)という
本を書いています。
その中で、ご自身の創作への思いや考え方を述べている
箇所があります。

たとえば・・・こんなこと

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『私の貧しい頭の中で考えることのできる範囲は、
たいへんささやかなものですので、
私の小さな思考回路をまったく裏切るような、
とんでもない所へ私自身を連れて行ってくれる
ような物語を書かなければ、やはり書いている
私自身もおもしろくない。』
 
『物語の役割』(著小川洋子 ちくまプリマー新書)より
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小川洋子さんは、20年小説を書いています。
数々の賞を受賞し、いまだ才能の輝きは
衰えることがないようです。

こんなことも、言ってるんです。

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『二十年ほど書いてきて自分がそんなにこだわる
人間じゃないことがだんだんわかってきました。
いったん自分から離れて、自分が想像も予想も
しないような広い場所に立って世界を観察する。
観察者になるという姿勢を持った時、
生きている人も死んでいる人も、自分も他人も
動物も草も花もみんな、あらゆるものが平等に
見えてきた。
自分自身に埋没しないという姿勢で、
書いていこうと思うようになったのが、
この一、二年くらいでしょうか。』

『物語の役割』(著小川洋子 ちくまプリマー新書)より
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小川さんでさへ、自身の仕事を通して
何か納得の行く考え方に到達するのに
20年の歳月を必要としている。

凡人の私は、ただため息が出るだけです。

小川さんのおっしゃっていることは、
もうお釈迦様の世界観です。
昔の人は良く言ったものです。

★山川草木悉皆仏性
 (さんせんそうもくしっかいぶっしょう)

20年の間、筆を折りたくなるような辛い思いを
きっと小川さんもしてきたはずです。

その辛い過程を抜きにしてはいけない。
その経験があることを忘れていけない。
その体験を横において、感動は生まれない。

「その先にあるものを見つめて、
目の前にあることを丁寧に!」

雨がしとしと降る東京。

小川さんの本を再読し、ふと出た言葉。

くれぐれもおからだ大切に!

それでは、また明日!

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★人の上に立つ者たちが涙した物語
 「Starting Over ~リーダーの涙」(著 松山淳)

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