松下幸之助「一日一話」―仕事の知恵・人生の知恵 (PHP文庫)/PHP研究所
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『「三日の手伝い」という言葉があります。
たとえ三日間の手伝い仕事でも、
その仕事に一生の仕事のような心構えで
真剣に立ち向かうならば、
そこから必ず大きなものを得ることができる、
ということです。』
(by 松下幸之助)
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「三日の手伝い」
という言葉を、私はこの本で初めて知りました。
今は、あまり使われていない言葉なのでしょうか。
でも、松下幸之助さんの時代には、
こうした短くわかりやすい言葉を通して、
「一所懸命」
の精神が諭されていたのですね。
松下さんはこうも書いています。
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「私のこれまでの体験から言うと、
現在与えられた、いまの仕事に打ち込めないような心構えでは、
どこの職場に変わっても、決していい仕事はできない」
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実際問題、現実には、いろいろなことがあるので、
今の仕事に打ち込めない状況になることがあります。
そんな時はそんな時で、一所懸命になれない自分を許して、
ゆっくり休むことも大切です。
一方で、どうも自分の怠慢やエゴが原因でと
うすうすわかっているのならば、
松下さんの言葉を胸に秘めて、
成功した先人たちがいうように、
今目の前にある仕事に対して、
人(他社)の3倍努力してみると、
何かしら違った結果が生まれてくるものと思います。
今、ここの平凡な仕事を非凡に実行する。
三日の手伝いとは、
そんな心構えのことなのでしょう。
ですので、
今、目の前にある仕事を大切に!
今週も、リーダーとしてのお仕事、がんばってください\(^_^
松山 淳
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