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ルネッサンス ― 再生への挑戦/カルロス・ゴーン


***

「私はマネジメントの責任とは、会社が持つ能力を開発し、
 それを100パーセント具現化することだと考えている。
 マネジメントは会社にかかわり、社員にかかわり、
 会社が置かれている状況にかかわるものだ」


 (by 日産CEO カルロス・ゴーン)

***


合格「関わる」


単純な言葉ですけれど、びりり辛みのきいた
経営上の言葉です。


ゴーン氏がここでいう、「マメネジメント」という言葉は
「経営者」だと思われますが、
マネジメント「経営管理を行うもの」という意味でも通じ、
そうすると中間管理職など、ミドルリーダーたちも
対象になってきます。


メラメラ会社がもつ能力を開発する!


これは社長ばかりではなく、
確かに、ミドル層の大切な仕事です。

経営者よりも現場の詳細な情報に通じているのは、
経営者よりも、むしろミドルですから、
経営資源を有効活用して、
会社に潜在している「力」を開発していくのは、
いずれにしても大事なリーダーの役割です。


ここでポイントとなるのが、


!!「関わる」


という言葉です。

ゴーン氏が日産を再建してくプロセスで


ビックリマーク「コミットメント」


という言葉が多用され、マスコミにも流れ、
当時、流行した観もありました。

ゴーン氏は「必達目標」という意味で使い、
その目標を成し遂げられなかった場合に、


メラメラ「全責任を負って会社を辞めるぐらいの覚悟をもって守るべき目標」


という厳しい目標を意味していました。

ソニーの社外取締役になったとき、


はてなマーク「これはコミットメントなのですか」パンチ!


とソニー役員を前にして厳しい言葉をはなったといいます。

コミットメントを辞書(アルクweb)をひくと、こうです。

***

commitment
【名】
1〔人や大義などへの〕傾倒、献身、深い関与
2〔義務に対する〕責任、専念
3〔破れない〕約束、言質
4〔契約上の〕義務、誓約

***

ゴーン師は3の意味を込めたものと思いますが、最近


「プロジェクトにコミットする」


ビックリマークといった言い方もあり、これは、
1の「深い関与」という意味あいが濃厚でしょう。

約束も責任も義務も、そこには、


メラメラ「深い関与」


が必要になってくるのは言うまでありません。

椅子に半分おしりをずらして座り
いつでも立てるような腰の入っていない姿を
フォロワー(部下)たちに見せていては、
リーダーへの信頼感は、希薄なものとなり、
チームのまとまりを欠いていくでしょう。


深い関与を示すリーダーの姿から、
会社の深いとろこある能力が開発されてくるのだと思います。


宝石緑海底深くに眠る宝は、深くに潜りてそれを成す。


ですので、



虹深く関わる意識を大切に!




今日も、リーダーとしてのお仕事、がんばってください\(^_^


そして、どうぞ心温まるすてきな週末をお過ごしください!



まだ東京は桜がみられます!

ラッキーです!

では、では・・・。



松山 淳




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