売れっ子女優広瀬すず
彼女が出演したCMに、カップ焼きそばにからしマヨネーズをかけるシーンが登場する。
読者の皆さんはをこのCMを覚えていますか。当時、彼女はまだ10代であった。
彼女の口から不自然な台詞が飛び出すのである。
ソースをかけた後で、「全部出たと?」と博多弁で言わせた。視聴者には、男性の射精後を彷彿とさせるあまりにも卑猥な台詞であった。食品のCMには、まるで似つかわしくない。
事実、放送直後から「卑猥すぎる!」という批判が殺到する。
電通マンは、してやったり、と満足したことだろう。
その情景が(その必要もないが)目に浮かぶ。
確かに、商品・夜店の焼きそば一平ちゃんの売り上げにも貢献しているが、広瀬すずには、なんとしても卑猥な台詞を発して欲しかったのだろう。
しかしあまりにもクレームが激しいものだったので、このCMはお蔵入りとなってしまう。
博多弁を使う福岡県民を愚弄したのも罪は重い。広瀬すずは静岡出身なのだ。
なぜ、静岡弁ではなく博多弁なのか。博多の人ならクレームがこないと見くびったのか。
電通のこのCMは、ただ下品なだけで哲学がないと思う。そして、パソナ・電通・霞が関を悪の三密という。
東京五輪の利権にぶら下がって、大金をせしめたのは間違いなくこの2社パソナ・電通である。
竹中平蔵氏は、その功績を評価されてパソナの会長に就任したそうだ。
彼こそ、非正規雇用者を増加させ、収入格差を固定させ、さらには、女性の子育てを妨害して、少子化を側面から補強しているのだ。
やれやれ、どこへ行く日本。
